「チャルメラ」や「一平ちゃん」など、おなじみのブランドで知られている明星食品。2020年に70周年を迎えたのを記念して、2021年1月11日に、なんと、2食5000円という超高級即席麺を販売。即席ラーメン業界史上最高価格の「明星70周年記念商品 中華三昧 贅の極み」とはどんなラーメンなのか、早速ご紹介します。
「チャルメラ」や「一平ちゃん」は、いつでもスーパーで気軽に購入できる、いわば、庶民の味方ですが、今回登場する「明星70周年記念商品 中華三昧 贅の極み」は、ちょっとやそっとでは手が出ない、超高級即席ラーメン。
「魚翅姿煮拉麺」(左)と「極厚叉焼拉麺」(右)。箱の中には麺とスープが入った袋、レトルトの具材などが入っている。
コロナ禍で旅行や外出を自粛し、自宅で過ごすことが多くなっている今、手軽に本格高級中華の味わいを楽しんで欲しいという思いから販売になったそう。2食の内容は、豪華食材つきの「魚翅姿煮拉麺」(フカヒレスガタニラーメン)と「極厚叉焼拉麺」(ゴクアツチャーシューラーメン)。名前だけで期待値が上がります。
作り方は簡単。まず、熱湯を沸騰させて具材を温めます。電子レンジ調理はNGというのがやや手間のように感じますが、なにせ超高級品なので、そこはこだわり。スープは液体+粉末の“Wスープ”で、先に器でスタンバイさせます。
麺を茹でるときに、途中でフリーズドライのチンゲン菜を加えて一緒に茹でます。この茹で汁だけを先に器に注いでスープを作り、その中に麺をイン。この手順、無駄もなくて即席ラーメンらしい作り方! そして、温めておいたレトルトの具材をのせて完成です。
まずは「魚翅姿煮拉麺」。姿煮というだけあって、パックの中からしっかりした大きさのフカヒレが登場。なかなか自宅の食卓に登場しない食材が、形を保ったまま並ぶのはすごいことです。フカヒレは、チキンと魚介のだしに、香味野菜を合わせた濃厚な中華スープに、紹興酒や生姜で味付けした、まさに本格的な味。
“お店のような”とよく表現されますが、これは正真正銘、お店の味。このフカヒレの食感が自宅で食べられるとは。ベースのスープにフカヒレのとろみのあるスープが混ざって、本当に自分で作ったとは思えない(実際、作ってはいませんが)味わい。ゆっくり、じっくり味わいたくなるラーメンになります。いつもはスープを残しますが、これは、もったいなくて残せません。
「極厚叉焼拉麺」も作り方は同じで、付属のスパイスを振りかけて完成。フカヒレとは違ったコクのある香りが立ち込めます。びっくりするのがこのチャーシューの厚みと重さ。すごいボリュームでお箸で持ち上げるのが大変なぐらい、ずっしりしています。
こちらは、ポークエキスをベースに香味野菜で味を調え、XO醤やオイスターソースでコクを出した本格中華の醤油スープ。醤油の香ばしい香りと仕上げに振りかけたスパイスがマッチして、後を引く味わい。
チャーシューはしっかり肉を食べていると感じられる超厚切り。お店でもなかなかない厚みですが、柔らかくてジューシー。これはもう、ラーメンの具の域を通り越しています。食べ応えも十二分。
どちらも本当に即席ラーメンの概念を覆す、本格的なラーメン。“贅の極み”という名前通りの本格高級中華の味に大満足です。具材もさることながら、忘れてはならないのが麺も美味しさ。即席麺って美味しいんだと再認識させられました。
自宅で過ごす時間が増え、外食の機会も減りつつある中で、頑張っている自分へのご褒美として食べるもよし、物は試しと好奇心で家族や親しい人と試してみるもよし、もしくは、なかなか会えない人へのサプライズギフトにもなる「明星70周年記念商品 中華三昧 贅の極み」。オンラインのみでAmazonなどで数量限定販売となるので、早めにチェックしてみてください。