クルマに、ブランケットを一枚。
80年代にはRVブーム。90年代のステーションワゴン。その後の輸入車ブーム。
男52歳。これまでずいぶんいろんなクルマに乗ってきたけれど、
いつも変わらず愛車の後部座席にころがっていたのがブランケット。
スキー場へ向かう関越道のサービスエリアで仮眠するときはアタマからかぶって。
エアコンを忘れる季節、助手席の彼女にブランケットを渡して窓を少し開けて走る。
最近手に入れたのはルーフトップテントにあわせた大判な厚手のブランケット。
上質なウールのブランケットが一枚あれば、クルマ時間のたいていのことは何とかなるものだ。
写真/安部英明 文/サク★ライダー
協力/CRAZY COLORZ(クレイジーカラーズ)
REGRESS(リグレス)