アウトドアで洗濯機?!洋服が洗濯できる防水バッグ
SCRUBBA WASHBAG
自転車や登山で何日もかけて旅をする際に、下着などの衣類をたくさん持って行かなくてはならず、重い思いをしたことがある人も多いだろう。アウトドアな旅であれば出来るだけ衣類などは少なくしたい。そんな悩みが解決するのがスクラバのウォッシュバッグ。これがあればどこでもキレイにお洗濯ができてしまう。今回はこちらの偏愛っぷりを語りたい。
私はSCRUBBA(スクラバ)のWASHBAGを愛している。なぜこれほどまで惚れ込んだのか?
スクラバはオーストラリアのブランド。文字通り洗濯バッグだ。創業者のアッシュ・ニューランドさんがアフリカのキリマンジャロ遠征中にひらめいたそう。衣類をたくさん持って行かなくてもいい方法を模索していたときに、従来から世界各国で洗濯に使われている洗濯板をヒントに製品化に着手。2012年にクラウドファンディングによって資金を集め、2012年の4月に市場での販売を開始した。
私もこの製品を2014年のネパール、インド、バングラデシュ自転車旅の時に購入し、それからというもの長旅に行く時は必ず入れるようにしている。それは自転車の旅行に限らず、登山、海外バックパック旅行、キャンプ、取材などの出張、地方ロケ撮影など、長い期間で家を離れるときにはとても便利なのでお気に入りだ。近くのコインランドリーを探す手間もいらないし、普通の手洗いよりも水や洗剤を極力少なくできるのでエコでもある。サイズは、大小2種類。通常のスクラバウォッシュバッグは54cm x 32cmで142g。スクラバウォッシュバッグミニは36cm x 23cmで70g。
見た目は単なる防水バッグに見えるが、中のボツボツ部分が肝。衣類の汚れを洗濯板と同様の効力で落としてくれる。特に海外に行く時は、車から出る排気ガスも強烈なので、一日着ていた洋服を洗うと真っ黒な水が流れ出ていた。
また、旅先に町があればランドリーのお店や洗濯屋(中南米にはよくあった)さんもあるが、小さな村では、ホテルかゲストハウスで洗濯しなくてはならないので、洗面台の衛生面も重要だ。手洗いだとあらゆるところに手を触れなくてはならないが、こちらであればベッドの上でも問題ない。キャンプ場でのテーブルの上や芝生の上も洗濯機になる。
使い方はいたって簡単。もし、分からなくても、バッグ自体に使い方の説明が描いてあるので久々に取り出しても問題ない。
まずは汚れた衣類をバッグに入れて、同時に水も入れる。もし、お湯が出るのであれば40℃近くにするともっと落ちる。(お湯で洗うとダメな物もあるので、洗濯表示をこまめにチェック。)水を入れる量もちゃんと目盛りがあるので一目瞭然。慣れてくると分かるが、あまり入れ過ぎない方がいい。そして、洗濯用の洗剤を入れる。無ければボディソープでもいい。人間の垢を落とすと思えば、けっして衣類にも悪くはない。
その後、蓋の部分を3つ折り以上にクルクルと折り畳んで、バックルを留める。あまり水を多く入れすぎると溢れるので要注意。そして、空気を抜く。上の写真にあるダイヤルのようなところを回すと空気が抜けるようになっている。空気を抜くことで、衣類と洗濯板のボツボツ部分が密着する。
水を入れたあとは平らなところに置いて、手でぐいぐいと押す。この時に、ボツボツ部分に押し付けるように衣類を押すと汚れがよく落ちる。この時にウォッシュウォッシュ♪と言いながら歌を歌うとテンションが上がる。
昨年発売されたこちらのスクラバウォッシュバッグ専用の洗剤もまたいい。このバッグ、洗剤、水さえあれば地球上のどこでも洗濯機が持っていける。持ち歩くときや自転車で旅をするときは防水バッグとしても優秀。旅が好きな人にはオススメだ。
Scrubba Wash Bag スクラバウォッシュバッグ
【価格】6578円(ミニは5280円)
【仕様】重量 : 142g(ミニは70g)
COLOR:グリーン
サイズ:54cm x 32cm(広げた時) 16cm x 6cm x 6cm(丸めた収納時)
ミニ 36cm x 23cm (広げた時) 11cm x 5cm x 4cm (丸めた収納時)
ホームページ: https://thescrubba.jp/
お問い合わせ:スクラバウォッシュバッグ日本総輸入代理店
株式会社 ノマディクス
〒363-0013 埼玉県桶川市東2-9-2
Mail : info@nomadics.jp
TEL: 0492-65-5182(平日10:00~13:00)
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