両手で広いエリアの掃除に向くバルミューダ、片手が基本のダイソン
ダイソンはハンドル部を片手で持って使うスタイルが基本。片手でくるくると振り回せます。本体質量が軽いため、操作はスムーズでした。
対してバルミューダはホウキやモップのように両手で持つのが基本スタイル。スイッチに近い部分と少し下を持ち、左右に動かすと、快適に掃除ができました。柄はホウキなどと同じぐらいの太さなので違和感なく持てます。
バルミューダは下部に重心があるので片手で動かすとやや重いのですが、両手で持てば非常に軽くスムーズに掃除できます。
両モデルに共通しているのは前後に動かすのではなく、左右や斜めになど、回すように動かすことに向いていること。 実際に床掃除もしてみました。
ダイソンの魅力は、細かく軽快に動くことです。片手でくいっと、ヘッドを回転できるため、狭い場所に入り込ませたり、障害物を避けたり、といった使い方ができました。
バルミューダの魅力は広いエリアを効率よく掃除できることです。ヘッドが大きいので一緒に掃除できるエリアが広いのがポイント。障害物などがあったときはくるっと、避けることもできますが、旋回性などは小型のダイソンに一歩譲る印象ですが。この辺りの使い勝手バルミューダの掃除機の動かし方に慣れてくれば差はなくなりそうです。
ダイソンで気になったのはバッテリーを内蔵しているため、ハンドル部がやや太いこと。子供や手の小さい女性にはやや持ちにくいがしれません。また、サイクロンやモーター部が上の方にあるので、バルミューダのようなホウキ持ちには向きませんでした。
手軽にハンディになるダイソン、バルミューダは追加ノズルで機能アップ
スティック掃除機アタッチメントなどを使ってハンディ掃除機として使うこともあります。このスタイルで使いやすかったのはダイソンです。延長管を外して付属のアタッチメントをとつけるだけで OK。 アタッチメントの種類も多く、充実しています。
バルミューダはヘッドと柄の両方を付け替える必要がありました。また、標準付属するすきま用ノズルのみなのが残念。 ただし、4月頭より、「BALMUDA The Cleaner専用ノズルセット」(9800円)が発売されています。セットにはファブリックノズル、延長ホース、マイクロノズル、フラットノズル、ブラシノズル、専用バッグが含まれており、新たな使い方ができます。