シリコンマスクとEMSのコントローラーで構成
まずは、「メディリフト」の基本構造を解説しましょう。製品は左右の頬に当たる部分に取り付けるコントローラーと、シリコーン製のマスクで構成されています。
使い方は簡単です。マスクにしっかりと充電したコントローラーを取り付け、化粧水か、専用のゲルを肌に塗り、マスクを取り付けるだけです。
マスクは3D構造となっており、鼻と口の部分が空いているので息苦しさはありません。マスクはサイドの固定バンドを首の後ろで止めたあと、さらに下部の固定バンドを顎のラインに沿って頭の上まで上げてそこで固定。準備はこれだけです。
あとは、左右のコントローラーの電源/モードボタンを同時に押してスタート。そのままだと、「オートモード」として動作。ボタンをもう一回押すと「ストレッチモード」、もう一回押すと、「アップモード」になります。
ヤーマンによると、顔には、咬筋と、大頬骨筋、小頬骨筋があり、咬筋を休ませて、大小胸骨筋を動かす必要があるそう。そこで、「メディリフト」では、咬筋を休ませるためにストレッチのようなリリースEMSを、大小胸骨筋を働かせるためにトレーニングEMSを発生させる仕組みです。
電源を入れたあとは+-ボタンで好みのEMSレベル(強さ)に設定するだけ。10分間、心地いい電気刺激が、顔の下半分、主に頬のラインに響きます。使用後には顔に適度な刺激と、筋トレの後の心地よい疲労感があり、これまで味わったことのない、スッキリ感が味わえました。
顔が引き締まり気分もリフレッシュ
短期間のお試しだったということもあり、「顔のラインが変わった!」とか、「イケメンになった!」というような、ぱっとみて見てわかるレベルの変化はありませんでした。
ただし、人と合わないことが増え、緩み切った顔には非常にいい刺激になりました。キュッと10分間締め付けたあとの開放感も心地よかったです。
たるんだ表情筋を引き締めて、口角の動きを改善できる「メディリフト」。装着した状態でメガネも掛けられるので、仕事をしたり、家事を進めたり、スマホやテレビを見たり、とその10分間も自由に過ごせます。
また、気分によって3つのモードの切り替えが可能。レベルも6段階で調整できます。毎日10分、顔に装着して、たるんだ肌と気持ちをリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。もしかしたら、コロナ自粛の間に「痩せたね」「小顔になったね」なんて言われるかもしれませんよ。