トヨタの世界的看板車種、陸の巡洋艦たるランドクルーザーのフルモデルチェンジが発表された。
ランクルといえば、このクルマがなければ行き来できない場所の人々を支えてきたモデル。モノマガジン本誌でも幾度となく登場してきたそれは1951年に誕生した。以来信頼性、耐久性、悪路走破性の3つの柱を守り、モデルチェンジするたびにそれを高めてきた。それは開発陣に常に言われ続けた「このクルマはランクルなのだ」という言葉がすべてを表すという。もちろん宇宙戦艦ヤマトの歌詞のごとく「必ずここへ帰って来る」伝統的な性能は受け継いでいるのはいうまでもない。
今回発表されたのは200の後継モデルで型式は300。ランクルのフラッグシップモデルもあり、国内ではオフロードのセルシオとかセンチュリーとか呼ばれる豪華さ、装備、走り、悪路性能すべてが詰まったいわばトヨタの象徴でもある。
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