自分のすべてをさらけ出してしまう親友のような存在!? 『EVERING』体感レポ #2

2021.07.23

キャッシュレス機能を搭載した話題のスマートリング”EVERING”。指先のみでほんの一瞬にしてキャッシュレス決済できる手軽さがウリだが、モノ的にもなかなか魅惑的だ。まずは普段からリングを嗜まない小生が”EVERING”を装着しているというのに、指に窮屈さなどの違和感がまったくない。例えるなら日常で稀にある、初対面なのに前から親友だったかのように気をつかわずに済むナチュラルな関係性。初対面のぎこちなさや緊張感、装着による疲れなどは一切感じられない。逆に違和感がないことに違和感を覚えてしまったくらいだが、この馴染み感の正体はなんだろうか? 

「私自身、2年間毎日寝るときも含めずっと”EVERING”を装着していますが、違和感や不快感などを感じたことは一切ありません。おフロに入るときも着けたままですし、手を洗うときも寝るときも。唯一大変なのは、お酒を飲みすぎた後くらいですね。指がムクんでしまって(笑)」(EVERING・川田健社長)

少々、大げさにいえば、生活のすべてを共にし、初対面のときからずっと素をさらけ出せる。そしてその関係性は何年も崩れることはない。そんな抜群の装着感を実現しているのが、”EVERING”に採用されたジルコニアセラミックだ。もともと義歯や人工骨に使用されることの多い素材で、低刺激、高耐久、5気圧防水を可能にしたスペシャルなマテリアルなのだが、”EVERING”の開発においては最初からジルコニアセラミックにたどり着いていたわけではなかった。

「素材の選び方として、まずは電波に影響を与えないというのが前提にありました。なので、電波を遮断してしまうことが起こる得る金属は素材としては適していなかったのです。それと、金属アレルギーの人でも気軽に身に着けられるようにという部分は大切にしていました。その中で開発段階では、ならばゴムがいいのかなどいろいろ試行錯誤を繰り返し、全ての条件がマッチする素材としてようやくたどり着いたのが、ジルコニアセラミックだったわけです」(川田社長)

リングそのモノに特別なやわらかさやデザイン性があるわけではない。だがその分、誰でもごく自然体で身に着けられる。それも、口の中に入れる義歯に使われるカラダに馴染みやすいジルコニアセラミックたる所以だろう。だからこそ初対面にも関わらず、つい気を許してしまったのかもしれない。単なるキャッシュレスデバイスを超えた価値を提供してくれそうな予感たっぷりな”EVERING”が描く、私たちの楽しい未来予想図とは? 

詳細は「#3」にて。

EVERING

価格 :1万9800円
カラー :ブラック
(サイズ17種類)
商品機能 :キャッシュレス決済、
チャージ機能
有効期間 :4年間
発売時期 :9月発売予定

EVRING
http://evering.jp/

  • いま日本のいろいろなカテゴリで生まれている新しいコト・モノ・ヒトに興味津々なフリーライター。趣味はハミガキ。プライベートでは最近わが家に迎え入れたデグー(♀)に癒され中。

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