、Lenovoより高性能Androidタブレット「Yoga Tab 11」と「Yoga Tab 13」が発売された。高性能タブレット市場はAppleのiPad以外はほぼ全滅というなか、待望の高性能タブレットが登場した形だ。さらにこのYoga Tab 13には驚きの機能も搭載されている。さっそく紹介していこう。
現行ハイエンドスマホには及ばないものの十分な性能
今回発売されるYoga Tabは、11型と13型の2つのモデルがラインナップ。自立スタンド機能を持つLenovo Yoga Smart Tabの後継モデルとして開発されており、自立スタンド。画質やサウンド(4つのJBLスピーカーを搭載し、ドルビーアトモスに対応)が強化されているので映像作品を見るのに適しており、さらにGoogleアシスタントを搭載するので、「OK Google」と話かければスマートスピーカーやスマートディスプレイのような使い方も可能だ。
Yoga Tab 11
Yoga Tab 11はMediaTek Helio G90T オクタコアプロセッサを搭載するAndroidタブレットだ。MediaTek Helio G90Tは現状、ミドルハイクラスの処理性能を持つSoC。ゲーム性能が強化されているので、Androidのゲームを最高画質で動かそうとしなければ十分な性能を持つ。ディスプレイは11型の2Kタッチ液晶(2000×1200ドット)、本体重量は約650g、バッテリー駆動時間は最大約15時間。OSはAndorid 11。通信機能はWi-Fi 5(IEEE802.11a/b/g/n/ac 、5GHz/2.4GHz)、Bluetooth 5.0に対応。microSDカードスロットも搭載する。
4GBメモリ/128GBストレージモデル(税込4万2900円)と、8GBメモリ/256GBストレージモデル(税込4万9500円)の2つがラインナップされている。
Yoga Tab 13
Yoga Tab 13はSnapdragon 870プロセッサを搭載するAndroidタブレット。最新のSnapdragon 870はSnapdragon 888の一つ前世代のプロセッサを搭載するが、現在でもハイエンドと言って差し支えない性能だ。ハイエンドタブレット業界でiPadに対抗できる待望の1台といえる。ディスプレイはHDR規格のドルビービジョンに対応し、階調豊かな美しい表現が可能な13型の2Kタッチ液晶(2160×1350ドット)を搭載。本体重量は約830g、バッテリー駆動時間は最大12時間。OSはAndroid 11だ。通信機能はWi-Fi 6(IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax 、5GHz/2.4GHz)、Bluetooth 5.2n対応。Yoga Tab 11と違い、micro SDカードスロットは搭載しない。
8GBメモリ/128GBストレージの1モデルのみラインナップ。価格は8万7780円だ。
Yoga Tab 13はmicro HDMI入力端子を装備。外部ディスプレイとしても使用可能!!
冒頭で話した「驚きの装備」は、Yoga Tab 13に搭載されているmicro HDMI入力端子のこと。これにより、PCのセカンドディスプレイや、ゲーム機のディスプレイとしても使用することができる。タブレットとしてだけでなく、セカンドディスプレイとして活用できることで、活躍の幅が飛躍的に広がったといえる。また、一眼レフカメラなどで動画撮影を行うVloggerにとっても、映像の出力先として非常に便利な1台となるだろう。
※レノボのリリースはこちら
https://www.lenovo.com/jp/ja/news/article/2021-7-28
※画像はこちらからもダウンロード可能です
https://www.lenovo.com/jp/ja/media#