スマホで撮った写真が浮き出て見える3Dホログラフディスプレイが面白い!
最近では写真を撮るときにスマートフォンを使うことが当たり前になってきました。それは下手なデジタルカメラよりもスマートフォンのほうが簡単に、きれいに撮れるからです。でもそんなせっかく撮った写真をスマートフォンの小さな画面だけで見てほらもったいないと思いませんか。
そんなふうに考えていたところにちょっと面白いデバイスが登場しました。それが「Looking Glassホログラフディスプレイ」です。これは簡単に言えば、映画やアニメの中で見たような、スマートフォンで撮った写真が実際に浮かび上がって見えるディスプレイなんです。これは、米ニューヨーク州に本社を置くLooking Glass Factory(ルッキンググラスファクトリー)が開発した製品。
今回、スマホ写真に最適な7.9インチの「Looking Glass Portrait(ポートレート)」をお借りすることができたので実際に使ってみました。
「Looking Glass Portrait」には超小型のコンピューター「Raspberry Pi」が内蔵されており、単体でも写真を表示することができます。標準状態で様々なサンプル画像が内蔵されており、それらをスライドショーのように表示できます。正直これらの写真を見るだけで驚かされます。数年前に3Dテレビが一瞬流行りましたが、それとはちょっと違います。裸眼のままで写真や動画が3D映像のように浮かび上がってみえるのです。電源を入れてすぐはしばらく見とれてしまいました。
しかも、「Looking Glass Portrait」が面白いのはスマホで撮影した写真を立体視のように表示できることにあります。たとえばiPhoneなどで撮影したポートレートモードの写真には写真データのほかに深度情報が記録されています。「Looking Glass Portrait」ではこの震度情報を利用して写真を立体的に表示できる仕組み。
「Looking Glass Portrait」をパソコンに接続して専用ソフトを使って深度情報のある写真を転送すれば、いつでも表示できるようになります。
さらに有償ですが、普通の写真を3Dに変換するサービスも用意。昔撮った大切な写真なども3D映像として立体的に表示できます。また、写真だけではなく、3Dキャタクター(モデル)などを表示することも可能です。
Looking Glassは7.9インチのPortraitの他、15.6インチの「Looking Glass 4K Gen2」と32インチの「Looking Glass 8K Gen2」を用意。これらはすべてMakuakeでのクラウドファンディングで入手できます。
プロジェクトはこちら
https://www.makuake.com/project/lookingglass_gen2/
すでにプロジェクトは目標額の100万円を8倍以上超える支援を集め成功を収めており、このクラウドファンディングなら、9月上旬時点で「Looking Glass Portrait」を31%引きの3万4300円で入手可能。
Looking Glassで映画やアニメで見たような未来をいち早く体験できます。