前回、現代人のメンタルケアとして、マインドフルネルの必要性をまとめた第一弾に続き、今回は瞑想について具体的な方法をご紹介。瞑想といえば「ヨガマットや岩の上で、座禅を組んで精神統一してる」感が、敷居が高いイメージや、「効果がでているのか、出来ているのかわからない」など挫折してしまう人が多いという。
しかし、書籍をいくつか調べてみるとどうやら様々な方法があり、日常でできる簡単な瞑想もあることがわかった。どの書籍にも「続けるのが大事!」と書かれているので、とりあえず興味本位でゆる~く試してみましょう。
◆「不安」や「マインド」についてのマインドフルネス記事はこちら
こんな方法もあったんだ!マネしやすい「マインドフルネス」「瞑想」
「マインドフルネス」や「瞑想」はよく耳にするし、Google や Facebook 、フォードなど世界の名だたる企業がメンタルケアに取り入れられ始めていることから、「いいんだろうな
…」と感じる一方で、毎日ゆったりとした瞑想の時間を作るなんて「そんな余裕ない!」と思っていた。
しかし、よくよくマインドフルネスについて調べてみると「瞑想は自分を観察する能力」であり、毎日の習慣に少しプラスしたり、意識を変えたりすることで簡単に取り入れられることがわかった。
散歩や家でも簡単にできる歩行瞑想
まずはすぐに実践しやすい「歩行瞑想」をご紹介する。座禅を組んで呼吸に集中するメジャーな瞑想と違い、歩くことに全力で集中するのが「歩行瞑想」だ。
30~1時間することで、集中力が上がり、記憶力、メンタル、自己コントロール能力UPが期待できる。
やり方は簡単。呼吸は意識せずリラックスして、①片足が地面から離れる⇒②片足が前に出る⇒③片足が下がる⇒④片足が地面につく⇒の4つの感覚に集中するだけ。
足が踵から地面から離れる感覚や、つま先から踵に体重が移動していく感覚、地面を踏みしめる感覚に集中する。最初はゆっくり家の中で5歩だけするなどでもよく、左右の足を交互に意識を入れ替えることで、注意力を自在にコントロールできるようになる。
日常の習慣に組み込む瞑想
私たちは日々の生活に忙殺されて無意識に生活しがちだが、基本的に「丁寧に暮らす」こと「1つのことを集中して楽しむ(味わう)」ことがマインドフルネスなのだ。
例えば洗顔料を丁寧に泡立て、肌に泡がのる感触、手洗う感覚、ぬるめのお湯で洗う感覚に集中する。日々の食事を目で楽しみ、入っている食材や出汁、調味料や香りを味わい、五感をフル活用させるなど、自分の体の感覚を観察することこそ立派なマイドフルネスなのだ。
シャワーのときだけ瞑想をする、歯磨きを集中して行うなど、自分に合うものを色々試して日々の習慣を丁寧に過ごしてみましょう。気持ちが落ち着き、穏やかになるはず。
今回学んだマインドフルネスの本はこちら!