アウトドアや防災、電気代の節約など様々な目的で使用できるポータブル蓄電池。そこに圧倒的な大容量モデルが登場した。それがエコフロー・ジャパンの「「DELTA Pro」だ。
圧倒的な電力量を自在に使える
本体サイズ63.5×28.5×41.6cm、約45kgの大型ボディには何と3600Whの大容量バッテリーを内蔵。ノートパソコンやスマートフォンといったデジタル機器だけではなく、AC電源で稼働をする家電製品なども遠慮なく使うことができる。
本体前面にはAC出力ポート4口、USB-Aポート4口(内2つは急速充電対応)、USB-Cポート2口(PD100W)に加えて、30Aのコンセント1口の合計11ポートを装備。それぞれに、デジタルガジェットや電気機器を接続して使えます。3600Whのバッテリーでは、スマートフォンなら300回以上、パソコンを60回以上充電することが可能。さらに冷蔵庫(150W)は20時間以上稼働できるため、大規模停電などの災害時にも対応可能だ。
さらに「DELTA Pro」にはいくつかの便利な機能がある。一つは「EPS機能(無停電装置)」が内蔵されていることだ。例えばパソコンやサーバーなどを接続しておけば、ブレーカーが落ちたり、停電になったと場合に瞬時にバッテリーからの給電に切り替えられる。このため、電源を急に失うリスクがないのだ。
また、バッテリーからの最大出力が3000W(瞬間6000W)高いのもポイント。炊飯器や電気ケトルホットプレートなど家庭用の調理カレーは非常に消費電力が高いがこれらも同時に使用することができる。近くのコンセントから電源を取るとブレーカーが落ちてしまうことがあるが、「DELTA Pro」を利用すればその心配もないというわけだ。
「DELTA Pro」自体の充電が早いのもポイントだ。「X-Stream(エックス ストリーム)」充電テクノロジーの搭載により、家庭用の1500Wのコンセントから充電すれば3.1時間で満充電できる。また、EVステーションでの充電にも対応。また、車載のDC端子からの充電もできるので、キャンプのお供にも最適なのだ。
複数台接続やガソリン充電器でパワーアップ
「DELTA Pro」にはさらなる活用法がある。ひとつが同じ容量を3600Whのエクストラバッテリーを最大2台まで接続できること。3台体制にすれば容量は10800Wh。緊急時の最低限必要な電力(1.88kWh/日、4つの照明、扇風機、ルーター、ラップトップ、スマートフォンでEcoFlowが独自試算)なら約6日分確保できるのだ。
また、「DELTA Pro」を2台と、オプションの「ダブルボルテージハブ」を用意すれば200V製品も利用可能だ。業務用の電動工具やIHコンロなども場所を使わず利用できるようになる。
キャンプ場などの屋外で利用する場合、ガソリンで発電できる「スマート発電機」が便利だ。4Lのガソリンで5400Whの電力を発電でき自動的に「DELTA Pro」に給電できる。
大きくて重たい「DELTA Pro」だが、タイヤがついておりハンドルを引き出して引っ張ることでスーツケースのように運ぶことが可能。45kgの質量も大人の男性ならギリギリ抱えて運ぶことができるので、段差なども問題なしだ。
自宅内では「EPS機能(無停電装置)」やブレーカー対策として、さらに屋外に持ち出してガレージやキャンプ場などでの電源落として、様々な目的で活用できそうだ。
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「DELTA Pro」
https://www.makuake.com/project/ecoflow/