編集長は早速2アイテムとも購入し、普段通りの手順で淹れてみました。ちなみに愛用しているフィルターは、コレスのゴールドフィルターのカップオン(一杯出し)タイプです。
「オリジナルブレンド」(青)は嬉しくなるほど昔ながらの喫茶店の味! 深く、コクがあり、ほどよい苦み。神保町あたりで本を読みながら飲みたくなるコーヒーです。他方「モカブレンド」(赤)はより丸く、甘く、香りがきわだつ印象で、コーヒー専門店というよりは、ホテルのラウンジで出てきそうなスマートなコーヒーでした。「家でイノダの味が楽しめて嬉しい!」という人もいれば「イノダとはちょっと違う気がするが、やっぱりウマイ!」という人もいるはずです。
実は編集長はかつてイノダコーヒでアルバイトをしていました。いまはもうない河原町蛸薬師通店で、二十歳の頃(1990年頃)の話です。オーダー時に「ブラックで」と伝えないと砂糖とミルク入りで提供されるのがイノダコーヒ流(京都の他の喫茶店もだいたいそうでした)。この甘くてほろ苦いコーヒーは編集長の青春の味なのです。ゆえに今回の2アイテムもまずはブラックで飲みましたが、次からは砂糖とミルクをトッピングして「イノダ@ホーム」を楽しみたいと思います。
イノダコーヒとキーコーヒーの次の一手も大いに期待がもてそうです。ではワタクシは今からもう一杯、砂糖とミルク入りでいただきます!
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