サウナ、してますか? 空前のサウナブームで各所にいろいろな魅力的な施設がオープンしたり、リニューアルしたりと楽しみが広がっています。そんな中、東京・池袋のサンシャインシティ前という好立地にある「タイムズ スパ・レスタ」で「フィトメールフェア」なるものが行われていると聞き、さっそく体験してきました。
まず気になるのが、聞きなれない「フィトメール」。これは、フランス・ブルターニュ地方サンマロで誕生した、プロフェッショナルマリンコスメブランド。世界初のフリーズドライ製法の海水パウダー「オリゴメール」を使ったスパ用のコスメで、世界中の有名ホテルスパやサロンのトリートメントメニューで使われています。
今回、「タイムズ スパ・レスタ」では、「フォトメールフェア~都心のスパでタラソテラピー体験」と題し、フィトメールコスメを使ったトリートメントメニューをはじめ、限定のボディケアメニューや、イベントバス&サウナイベント、「フィトメールカフェ」などのさまざまな限定メニューが楽しめるようになっています。
ここまで聞くと、意識高い系女子向けのフェアのようにも思えますが、そんなことはありません! そもそも「タイムズ スパ・レスタ」はサウナーからの支持も高い施設。今回のフェア期間中行われるイベントバス&サウナがおすすめ。男性白湯と女性露天風呂では、ブルターニュ地方で有名なゲランドの塩や海藻成分を配合したオリジナル入浴剤を使った「ブルターニュバス」を実施。ゲランドの塩といえば、100%自然の力で作られる天日塩。有名レストランなどで使われることでも知られています。そんな高級品にフランス産海藻由来成分を配合。特別感のあるお湯は塩と海藻成分で肌がしっとりします。アクアジャスミンの香りにも癒されます。
女性露天ジェットフォームバスではさらに、毎週木~日曜日は「オリゴメールバス」、毎週月~水曜日は「重炭酸バスBARTH」を実施。「オリゴメールバス」は海洋ミネラルたっぷりのお風呂で、肌の乾燥ケア、免疫ケアにぴったりです。「重炭酸バスBARTH」はイオンを含む重炭酸のお風呂で体を芯から温めてくれます。ほかにも女性浴室内では「フィトメールのタラソパック体験」、木曜日限定の「フィトメールのスリミングパック体験」なども。
そして、ちょっと特別なのはレディースデーでもある金曜日。「ローズ&デンファレ フラワーバス」として、ローズとデンファレの花を浮かべた優雅なお風呂に変身します。バラ風呂ってちょっと憧れですよね。それが体験できてしまう…。女子力上がりそうです。そして、ミストサウナも日程限定で「ヴィヒタミストサウナ」に。“ヴィヒタ”は白樺の枝葉を束ねたもの。フィンランドのサウナではおなじみですね。サウナ内にはフィトメールの泥パックを混ぜた塩が置かれているので、全身ケアもできます。ヴィヒタの爽やかな香りに包まれて、心も落ち着き、体もスベスベになれます。
え、じゃあ女性だけが楽しめるの? と思いがちですが、男性フィンランドサウナと水風呂にもお楽しみが。サウナでは、フェア限定の香りが楽しめるロウリュを実施。メンズデーの水曜日の水風呂もフィトメールの海水入浴料「オリゴメール」を使ったミネラル成分豊富なスペシャル仕様に。メンズデー+毎月10、20、30日には、水風呂に氷を浮かべてサウナ後の体を一気に冷やす「エクストラコールド」バスもあるので、心ゆくまで“涼”いや“冷”を堪能できます。
さて、お風呂とサウナで体を温めたら、いよいよメインのトリートメント体験&フィトメールカフェへ。「RESTA comfort PHYTOMER」は、女性専用フロアのロッカールームの目の前にあるので、移動もスムーズ。ボディケアやフェイシャルトリートメントをオールハンドで行います。ミネラル配合のオイルを使って、丁寧に体をほぐしてくれるのがたまらない! 温熱海泥パックで体を温めているので、さらに心地よく、いつの間にか夢の中へ……。
痛かったり、強かったりすることはまったくなく、本当に解きほぐされているという感じ。施術の前に体を温めていたこともあって、極上の癒しを体験できました。目が覚めると体が軽くなっていて、肩甲骨の周りがフワッと動かしやすくなっているような気がしました。今回は背面ケアのみでしたが、代謝アップやボディパック、ボディ+フェイシャルなどメニューは豊富。たまには自分のために時間を使い、自分の体をねぎらうのも大切。このときばかりは思い切り自分を甘やかしてあげましょう。こちらは、サロンだけの利用もできるのですが、やっぱりお風呂やサウナと一緒に体験するのがおすすめ。ゆっくり自分と向き合う1日を過ごしてみて。
「タイムズスパ レスタ」のすごいところは、ほかにも、あかすり&ボディスクラブ「Shinbi」、タイ健式「アユタヤ」、蒸しタオル&オイルケア アーユルヴェーダ「FUNSAI」、ボディケア&フットケア「忘我(ぼうが)」と、リラクゼーション施設が充実しているところ。フィトメールフェアでは、それぞれの施設ごとにフェア特別プランがあり、男性も体験できます。独立したサロンにいきなり行くのは抵抗があるというサロン初心者の方でも、ここならリラックスラウンジを利用する流れで足を運べるので安心。普段はこうしたケアには無縁という男性も、この機会にいつもと違う施術を体験して、よりディープなリラックス法を体験してみるのもおすすめです。
施術の後は、今回のフェア期間限定でオープンしている「フィトメールカフェ」へ。フィトメールのブランドカラーの青をテーマにしたドリンクやスイーツが楽しめます。さっそく「ブランマンジェと海洋深層水ゼリー」(650円)をチョイス。バタフライピーティーを使ったゼリーと、コクのあるブランマンジェが一緒に味わえるデザートで、優しい甘さが染み渡ります。
おなかが空いてきたら、フェア限定の料理やドリンクも。ブルターニュ地方をイメージした「ベーコン、チーズ、キノコのガレット」(1,300円)や「舌平目のフリットブルーノアゼットとともに」(1,450円)、「ムール貝のシードル蒸し」(950円)など、気分はフランスでのリゾート。同じくブルゴーニュでよく飲まれるシードルと一緒に楽しむのもいいですね。
ひと通り体験したら、ラウンジでのんびり。ひと息ついたら、またスパやサウナを堪能して、時間を忘れて過ごす……、まさに極楽。頑張っている自分へのご褒美としては、この上ない贅沢なリラクゼーションタイム。ここが池袋だったことを忘れてしまいます。
フィトメールフェアは11月28日(日)までで、曜日や日にちによってイベントも異なるので、気になるものをチェックしていくのがいいかも。もちろん、期間中に何度行ってもいいですし、スパだけ、サロンだけ、もしくはレストランだけという利用もOK。レストランやラウンジにはWi-Fiもあり、コンセントも設置されているので、テレワークスペースとして利用するのもOK。仕事が終わったらサウナへ直結というのも、これまた贅沢ですよね。極上の癒しとラグジュアリーな気分になれる空間が、池袋にあるなんて、ちょっとうれしくなりませんか。
<体験してみて…>
サウナ好きとしては、女性にもドライサウナは欲しいところですが、こちらのミストサウナは設定温度は45℃と低めながら、空気が循環しているので足元が冷たいということもなく、しっかりとしたミストが全身を包んでくれるので、比較的早めに体が温まるのがうれしいですね。塩も置いてあるので、全身に塩を置いて、汗が出てきたらゆっくりとマッサージして、トゥルントゥルンの肌に。そして、やっぱり桶シャワーでキリッと快感! 水風呂も19℃といい温度なので、サウナで火照った体をリフレッシュしてくれます。ととのい椅子は露天部分にも設置されているので、外気浴もバッチリ。このローテーションは至福。
フィトメールのトリートメントは、普段エステなどのサロンに行き慣れていないので、やや気恥ずかしい部分もありましたが、まさに極上体験。「頑張った自分にご褒美」なんてよく言われていますが、普段、あまり自分のために時間を使うことがない中では、特別な時間でした。何もしなくていい時間だけでも贅沢なのに、プロによるオールハンドのケアなんて、本当にありがとうございます!という感じ。角張っていた体の角が取れた気がしました。フィトメールカフェも居心地がよく、ブランマンジェはかなり好みの味でした。
清潔感があり、ラグジュアリーさがあり、アメニティやパウダールームも充実しているので女性にはうれしいですね。ちょっと男性用のサウナが羨ましくもありますが、女性1人でも利用しやすく、女性同士、あるいはカップルで利用しても満足できると思います。ちなみに、11月8日(月)~12日(金)は、11,000円以上のボディケア・トリートメントのコースを利用すると入館料が無料になるので、要チェック。サウナがブームになって気になっているけど、デビューするハードルが高いと思っている人、サウナ熱に温度差があるカップルにもぜひおすすめしたい施設です。
■タイムズ スパ レスタ
住所:東京都豊島区東池袋4丁目25−9
タイムズステーション池袋10階~12階
電話:03-5979-8924
営業時間:11:30~翌9:00 ※10月24日(日)までは、6:00~21:00、月曜日のみ11:30~21:00。
変更になる場合があるので要事前確認
入館料:一般利用/一般2,850円、会員2,350円
スピード利用/一般2,100円、会員1,800円(100分以内の利用※土日祝・特定日の11:30~21:00は利用不可)
休日割増料(土日祝、特定日):+400円
TimesSPA RESTA タイムズ スパ・レスタ
http://www.timesspa-resta.jp/