近年大ブームのキャンプ。デイキャンプやカーキャンプも含めて、老いも若きも、複数でもソロでもみんなキャンプに行っている。そんな中でいろんな製品が登場し、盛り上がりを見せている。キャンプシーンでの新しいデジタル機器の使い方として注目を集めているのが、プロジェクターだ。
低価格で高品質なプロジェクターを数多く手掛けるXGIMIが最新モデルのアウトドアシーンでの体験会を開催したので実際に行ってみた。
今回、会場になったのは新豊洲にある都市型のアウトドアスポット「WILDMAGIC – The Rainbow Farm」だ。ここに新製品の『XGIMI Halo+』を設置してアウトドアシーンでのプロジェクター体験をしようという試みだ。
明るいプロジェクターだから屋外でも体験できる
まずは新製品となる『XGIMI Halo+』について紹介しよう。『XGIMI Halo+』はDLP方式を採用したフルHD画質のモバイルプロジェクター。本体サイズは幅113.5×奥行き145×高さ171.5mm、本体質量は1.6kg。軽いとは言えないがノートPC1台分程度と言えそうだ。内蔵バッテリーにより、最大3時間の駆動もできる。つまり、バッテリーだけで1本映画が見られるというわけだ。
XGIMI Halo+(実勢価格9万9800円)
今回の体験会ではアウトドアシーンでの活用事例を実際に試す空間が用意されていた。夕方からスタートした説明会は刻々と夜の帳が訪れることで、プロジェクターの映像はどんどん鮮やかになっていく。基本的な機能説明が終わった後は施設内でのプロジェクトの体験が待っている。
会場内にはテントの中に簡易スクリーンを配置した、キャンプシアターが複数のパターンで展示されていた。『XGIMI Halo+』900ANSIルーメンによる明るさを実現しており、屋外空間でも映像はきれいに明るく表示できる。30インチ程度のサイズならバッキバキの高コントラストに表示され、大きなスクリーンに100インチオーバーで投影したシーンも、はっきりと映像が表示できていた。思わず「お~!」と声を上げてしまったぐらいだ。キャンプ場シアターでゾンビ映画など見ようものなら卒倒してしまうぐらいに臨場感が味わえそうだ。
10月31日までに購入すると
「デスクトップスタンドPRO」がプレゼントされる。
XGIMIシリーズには、オートフォーカス・自動台形補正・スクリーンへの自動アジャスト、障害物自動回避という4つの自動調整機能を備えているためさっと設置できるのもポイントだ。
さらに、Android TV 10.0を内蔵しており、標準で、Amazonプライムビデオや、Huluなどの定額配信サービスが視聴可能。また、ちょっとした設定でNetflixも使用できる。アウトドアシーンでは、スマホのWi-Fiにテザリング接続すれば屋外で利用できるというわけだ(通信容量には注意する必要がある)。
本体にHarman Kardon製の5Wスピーカーを2基搭載しており、サウンドも大迫力。もちろん周囲に人がいる場合は、ヘッドホンも接続できる。
今回アウドドアシーンで『XGIMI Halo+』を満喫した。後編ではより細かなスペックを紐解き、使い勝手などをチェックする予定だ。