今度のスシローは“スゴ技”炸裂
店内で行う技ありなネタ三昧

2021.11.02
「大とろのレアしゃぶ」は、絶妙な火の入れ方で旨みを引き出しています。

“スゴ技”というのは、ネタの旨みを最大限に味わえるように店内で行われる様々な調理のこと。通常メニューや他のフェアでも、一部商品を店内で切りつけ(寿司用に魚を切る)たり、炙ったりなどの“ワザ”を駆使していますが、今回のフェアメニューはすべて店内で“ひとワザ”加えているんです。

「大とろのレアしゃぶ」(330円)

例えば、フェアの目玉商品「大とろのレアしゃぶ」(330円)。スシロー自慢の大とろは、人気商品ですが、今回はそれを店内で“レアしゃぶ”した新しいメニュー。甘みのある脂身が特長の天然インド鮪の大とろを店内で大切りにし、提供する直前にお湯にくぐらせます。絶妙な火加減で、食べたときの大とろの脂の甘みが引き立ち、さっぱり食べられます。

「大とろ大切り」(330円)

同じく店内仕込みの「大とろ大切り」(330円)も登場しているので、ぜひとも食べ比べしたいですね。大切りなので、食べ応えもあり、脂の甘みも十分に感じられるので、どちらが自分の好みか見つけてみてはいかがでしょうか。

「活あわび食べ比べ」(生・焦がし醤油・天ぷら肝醤油/528円)

個人的にお勧めしたいのは「活あわび食べ比べ」(生・焦がし醤油・天ぷら肝醤油/528円)。なんと、新鮮なあわびを3種類の味付けで食べ比べができるという、貝類好きにはたまらない一皿。

店内で殻から外しています。

活きたまま入荷したあわびを殻から外すところから店内で調理。コリコリした食感や磯の香りは新鮮だからこそ。こちらは一部店舗ではお取扱いがない商品。取扱いがあっても数量限定なので、あったらぜひ試してみて。ちなみにお持ち帰りもできません。

「一晩ねかせた店内〆さば」(165円)

1日数量限定で提供されているのは、ほかにも。まずは「一晩ねかせた店内〆さば」(165円)。これ、美味しいです。店内で酢〆するのは回転すしでは珍しいそう。国産の天然真さばを特製の酢で一晩ねかせることで、旨みを引き出しているのだそう。食べると酸味はほどよく、それ以上にさばの旨み、味わいをしっかり感じられます。これ、165円はお得です。

「剣先いかにぎりと沖漬け」(165円)

もう一つ、「剣先いかにぎりと沖漬け」(165円)も1日数量限定。長崎の天然剣先いかを丸ごと味わえる一皿で、一貫はいかそうめん、もう一貫はミミやゲソを店内で沖漬けにして軍艦にしています。いかそうめんには山わさびが添えてあり、いかの甘みをより感じられます。ひと手間かけた、剣先いかを丸ごと食べられる美味しい一皿です。

「長崎の剣先いか」(165円)
店内で丁寧にそうめん状に切っています。

高級いかの剣先いかを堪能できるもう一皿が「長崎の剣先いか」(165円)。こちらは二貫ともいかそうめんの握り。店内で一匹一匹さばくのは、旨みを逃がさないためだそう。いかは種類によって、味も風味も異なる食材ですが、剣先いかを食べられるのは、フェアならでは。

「えんがわ焦がし醤油」(110円)
「たこの梅しそ巻き」(110円・1日数量限定)

ほかにも、塩〆したえんがわに、提供直前に醤油を塗って炙った「えんがわ焦がし醤油」(110円)、天然の真たことオリジナル梅肉ソースを合わせて細巻きにした「たこの梅しそ巻き」(110円・1日数量限定)があり、どれも110円という価格破壊的なお得感!

「天然本鮪ねぎとろ」(110円)

ちなみに、フェアメニューではないですが、期間限定で同時期に食べられる「天然本鮪ねぎとろ」(110円)も驚きの価格。天然! 本鮪!! ねぎとろ!!! なのに110円なわけです。これは食べない手はないですよね。身の粒感を残してねぎとろに仕上げていて、満足感もハンパなし。こちらはお持ち帰りの場合は軍艦での提供になります。

「店内仕込の特大えびフライ」(528円)

「店内仕込の特大えびフライ」(528円)は、スシロー史上最大級のジャンボサイズなえびフライ。店内で揚げたえびフライは、えびのプリッとした食感と甘みが口いっぱいに広がります。自家製タルタルソースとの相性も抜群。揚げたての味を堪能してください。ただし、一部店舗では取り扱いがありません。

「ほっぺが落ちちゃうなめらかプリン」(198円)

スシローのデザートいえば、「スシロー カフェ部」。フェアメニューの新商品は「ほっぺが落ちちゃうなめらかプリン」(198円)。これは、なぜプリンだけでテイクアウトできないのが悔しいぐらい美味しい。ミルクと卵が絶妙なバランスで、沖縄のさとうきびの原料糖から作った本和香糖を使用していて、上品な味わい。これを店内で蒸しています。個人的にはカラメルソースは別添えのほうがいいですが、これはすしでおなか一杯になった人にも、どうにか食べて欲しい一品です。テイクアウトができないので、お店でぜひ。

「魅了する洋梨と栗のタルトパフェ」(385円)

スイーツは別腹という人には、フェアメニューではないですが、期間限定の「魅了する洋梨と栗のタルトパルフェ」(385円)もおすすめ。こちらは、フランスの権威ある世界最高峰の国際的菓子コンクール「クープ・ドュ・モンド」で2位受賞経験のある「シュゼット・ホールディングス」の駒居崇宏氏が監修。ビター感のある本格キャラメルソースを下に仕込み、その上に洋梨のコンフィとホイップを重ね、厳選した栗を使用したマロンクリームをたっぷり絞っていて食べ応えも満足感も十分。こちらもテイクアウトはできないので、お店で食事の後に秋らしい味わいで締めくくるのもいいですね。

実際に食べてみて…

今回のフェアは“スゴ技”ということで、すべて店内調理がほどこされたものばかり。全国に600店以上あるスシローで、すべての店舗でこれだけの“スゴ技”を提供するのはすごいですね。このタイミングでスシローに行くなら、フェアメニューをすべて食べ尽くすのが、本気でおすすめ。特に「大とろのレアしゃぶ」と「一晩ねかせた店内〆さば」は、食べた後にまた食べたいと思える一皿。〆には「ほっぺが落ちちゃうなめらかプリン」も忘れずに。回転すしチェーンの新たな可能性も感じられる今回のフェア。ぜひ食べてみてください。

※一部店舗では価格が異なります。

※期間限定商品のため、なくなり次第終了

公式サイト:
https://www.akindo-sushiro.co.jp/

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  • 好奇心旺で、食べることが大好き。新商品や限定品にめっぽう弱く、ジャンルを問わず常に情報を集めてはトライ。地方の食材や調味料も発掘も楽しんでいます。また、北欧、特にフィンランドが大好きで、現地の蚤の市などではヴィンテージハントにハマっています。サウナも好きで週1~2回のサ活中で、フィンランドでは念願のサウナから湖へのダイブを体験。日々、美味しいものを求めながら、北欧雑貨とムーミンに囲まれて暮らしています。

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