模型メーカーのハセガワから、1/72スケールの組み立てプラモデルキット「F-35ライトニングII(A型)“ビーストモード J.A.S.D.F.”」が発売された。新たなマーキングと武装をまとって登場する最新キットの内容を紹介!
航空自衛隊の飛行開発実験団所属機をモデル化
実物を忠実に再現したスケールモデルをはじめ、キャラクターモデルの販売なども手がける模型メーカーのハセガワ。中でも航空機のプラモデルは同社が得意とするジャンルの一つで、精巧な仕上がりが高い評価を得ている。そんなハセガワがリリースする最新のキットがこちらのF-35ライトニングⅡ。
ハセガワからはすでに同機のプラモデルが販売されているが、今回は日本の航空自衛隊マーキングで登場した。キットは航空自衛隊岐阜基地の飛行開発実験団(ADTW)所属機を、想定マーキングでモデル化したもの。主翼下面に各種武装を搭載した“ビーストモード”仕様となっているのもポイントだ。F-35のファンだけでなく、航空自衛隊機のコレクターにも注目のキットといえる。
キットの組み立てには接着剤や塗料、工具などが別途必要。
主翼の下面には各種武装を搭載。空対空ミサイルのサイドワインダーとレーザー誘導爆弾のペイブウェイが計6発装着され、迫力は満点。※写真は塗装例
ミリタリーイラストの第一人者ともいえる加藤単駆郎氏が担当したパッケージアート。F-35特有のシャープなフォルムが的確に描写されている。
(株)ハセガワ
企画開発部 広告イベント
澤田博史氏
「ビーストモードは主翼下面に武装をフル搭載した状態です。ハセガワでは、2019年10月にアメリカ空軍 所属機のビーストモードを製品化(http://www.hasegawa-model.co.jp/product/02315/ ※限定生産版のため、現在店頭在庫のみの状態)しています。その際、新規にパイロン部品の金型を開発しました。
今回製品化する航空自衛隊ver.は、プラモデルならではの遊びとして『航空自衛隊の機体もフル搭載したい!』という要望に応えた製品となっています。航空自衛隊では、ビーストモードの実機は公表されていません。そのためマーキングの設定には頭をひねりました。新しい装備の試験などを行う飛行開発実験団の所属機であれば可能性があるだろう、という想定のもとに部隊マークを決め、シリアルナンバーも実在する機体から選んで現実味をアップさせています。キットのパーツ構成は、F-35Aの部品に、ビーストモード用のパイロン部品と武装部品を追加しています。主翼下面にAIM-9X サイドワインダー×2、GBU-12 ペイブウェイII×4を搭載した姿を再現可能です。こちらの製品は限定生産版となっていますので、ぜひこの機会にお買い求めください」
写真提供:ハセガワ
ハセガワ:http://www.hasegawa-model.co.jp/
製品紹介ページ:http://www.hasegawa-model.co.jp/product/02366/
製品情報
F-35 ライトニングII(A型)“ビーストモード J.A.S.D.F.”
スケール:1/72
価格:4180円
パーツ数:90
模型全長:217.5mm
模型全幅:148mm
販売中