ティソは168年の歴史を誇るスイスの中堅メーカーだが、良心的な価格帯の幅広いモデルを揃え、一般庶民にとっては親しみやすい存在である。日本ではオーソドックスなデザインの自動巻きの“ティソ ジェントルマン オートマティック”や、ダイバーズ・ウォッチの“ティソ シースター 1000 オートマティック”、そしてカーブしたレクタンギュラー・ケースが特徴の“ティソ ヘリテージ バナナ”などが人気を集め、これらの日本限定モデルも登場している。クォーツであれば10万円以下で、自動巻きは10万円から20万円という価格設定でありながら、良質なつくりが魅力だ。
さてティソが1月30日(土)に東京・銀座に“ティソ ブティック銀座”をオープンした。国内の直営ブティックとしては、東京・代官山と大阪・戎橋に続いて3店舗目となる。そしてこれを記念して、3種類の限定モデルが発売された。
メンズは正統派ともいえる“ティソ ジェントルマン オートマティック”から2モデルが登場し、最長80時間のロング・パワーリザーブをもつパワーマティック80 シリシウムが搭載される。またレディースは小ぶりな時計を好む日本の女性にふさわしい、直径29.3㎜の“ティソ T-My レディ”から1モデル。これら3つのモデルはすべてネイビーブルーの文字盤を備え、裏蓋のサファイアクリスタルにはイラストレーターの遠山晃司氏による「GINZA ×TISSOT 」の文字が施された。
各限定30個で、付け替え用のストラップあるいはブレスレットを付属し、スペシャルボックスに納められる。
これらの限定モデルは“ティソ ブティック銀座”のみで販売されるが、新型コロナウイルス感染の状況から電話やEメールで問い合わせや相談、来店予約などが出来る。