みなさん、バター好きですか? 最近ではバターたっぷり系のお菓子や、バター×アイスなど、じわっと注目されていますが、実は産地によって違いがあるそう。今回、12月6日(月)までの期間限定で、フランス産バターの魅力を味わえるコラボカフェがオープンしました。
バターといえば、パンやお菓子の材料であったり、料理に使われたり、トーストに塗ったりと、日常的に口にすることが多い食材。その原料が牛乳であることはよく知られていますが、製法や産地まで意識していないのではないでしょうか。
フランス産バターは、レストランやパティスリーなどで使われていることが多いので、知らず知らずのうちに食べたことはあるかもしれません。ただ、一般的に高価なこともあり、限られたお店やインターネットなどでしか購入することができず、気軽にスーパーなどで買うものではないという印象があります。
フランスは温暖な気候と牧草地、豊富な水資源に恵まれている“酪農王国”。バター作りの歴史も深く、伝統的製法が受け継がれています。また、生産におけるすべての工程で品質と安全性を管理されています。さらに、1988年以降、フランス産バターの定義がより厳格になり、「バター」と呼べる製品が限定されました。低温殺菌や冷凍保存が可能なクリームを原料とした「乳成分を物理的に変化させて得られる脂肪中水型乳化製品」のみが、法的に「バター」と呼ぶことができるのだそう。脂質(酪酸)は80~82%前後、水分は最大16%、無脂乳固形分は最低2%と規定されるなど、徹底して管理されています。
やや難しい話になっていますが、こうした徹底した管理によって、フランス産バターは、脂っぽさがなく、口溶けのよさ、自然な乳酸の香りとミルキーな風味とコク深さが特長ということ。こうしたフランス産バターは、フランスはもとより、世界各国で重宝され、パンやお菓子作り、料理には欠かせないと高く評価されています。
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フランス産バターの魅力を味わえるコラボカフェ