今回のコラボカフェは、Cniel(フランス全国酪農経済センター)が欧州連合による援助を財源として、 アジア各国で3年間展開するヨーロッパ産バターの販促キャンペーンの日本における初のイベント。「アフタヌーンティー・ラブアンドテーブル表参道」が全面協力で実現しました。
ここで食べられるのは、フランス産バターならではのミルク感を生かし、バターが主役になるような特別なメニュー。まず、おすすめしたいのは「フランス産発酵バターのハムサンドプレート」(ドリンクセット1,408円)。東京・池尻にある「TOLO PAN TOKYO」のバタールに、食塩不使用のフランス産発酵バターとハム(スライスソーセージ)をサンドしたもの。そう、この厚切りの、一見チーズのように見えるのがフランス産バターです。
「アフタヌーンティー・ラブアンドテーブル表参道」を運営するサザビーリーグの荻原明子さんによれば、「フランスで食べた、バターをかじるようなサンドイッチの味に衝撃を受けたことを思い出し、それをイメージして作りました。最初はもっとバターの量をたっぷりにしていましたが、現状の厚さに落ち着きました」とのこと。ご自身でも、普段でもたまの“ご褒美”として、厚くカットしたバターをサンドして食べることがあるぐらい、バターへの思いが強いそう。
フランス産バターをいろいろ味わいたいなら、「3種のフランス産発酵バターと焼きたてクレープ」(ドリンクセット1,320円)。お店でも人気のクレープの生地にもフランス産バターを使い、“トッピング”としてシャリッとした粗塩の食感が楽しめる発酵バター、食塩不使用のあっさりした発酵バター、グラスフェッドバターの3種類の食べ比べができます。
ソースは、メープルシロップ、オーガニックはちみつ、自家製塩キャラメルソースから選べます。塩キャラメルソースはゲランドの塩とフランス産バターを使ったものなので、バターを満喫するならこれがおすすめ。ほろ苦いソースなので、バターの味も際立ちます。
ほかにも「フランス産発酵バターのクロワッサン」(ドリンクセット968円)や、「あんバタースコーンサンド フランス産発酵バター&北海道大納言」(ドリンクセット1,100円)、「キャラメルミルクティー」(693円)もあります。
クロワッサンは今回のイベントのために、「TOLO PAN TOKYO」オリジナル。食べるとジュワッとバターが染み出るような、塩味と旨み、甘みのバランスが取れた逸品。これにセットのバターをのせて食べると、まさに至福。こちらのクロワッサンは単品での販売もあるので、自宅でもこの味が楽しめます。
実際に食べてみて…
イベントは短期間ですが、少しでもフランス産バターに興味がわいたでしょうか? 個人的にはバターも産地で味わいが違うことがわかり、“バターマニア”の血が騒ぎました。特にバタースライスとハムのサンドイッチはかなりツボ。バターは塗るものだという“思い込み”を覆されました。これは自宅でも真似してみようと思います。
フランス産バターは少々お高いのが玉に瑕ですが、やっぱり美味しいものが食べたい! たまには自分にご褒美を! と思ったら、大手スーパーや高品質スーパー、デパートなどで探してみてください。フランス産バターならではのミルキーでコクのある味わいを体験して、“フランスバターで至福のひととき”を過ごしてみてはいかがでしょうか。
■「Butter of Europe –フランスバターで至福のひととき–」ポップアップ・コラボカフェ
期間:開催中~12月6日(月)
場所:アフタヌーンティー・ラブアンドテーブル表参道
住所:東京都渋谷区神宮前4-3-2
電話:03-6447-1411
営業時間:10:00~21:00(※変更の場合あり)