TRIUMPH
TIGER
SPORT 660
世の中ニューノーマル時代となり、移動手段として再注目されているバイク。ただ、実際に選び始めるとカテゴリー、デザイン、サイズ、排気量、燃費等も様々で、その種類の多さに迷ってしまうこともある。そこで、僭越ながら、こちらで様々なオススメモデルをご紹介していきたいと思う。その第5回目は[TRIUMPH TIGER SPORT 660]をご紹介!
文/タイガー安室 写真提供/TRIUMPH
寅年にバイクライフをスタートさせるなら、ぜひ注目して欲しい一台!
2022年(令和4年)の干支といえば誰もがご存知の「寅」!自称業界一の虎好きとして、絶対に押さえておかなければというモデルがある。それは英国の歴史あるモーターサイクルブランドとして知られているトライアンフモーターサイクルズが1月後半に登場させるタイガースポーツ660! 発売前でまだ乗ることはできないが、”早く乗りたい!!”という想いを抑えきれず、まずは紹介をさせていただこうと思う。
ちなみにこのタイガーシリーズの歴史は古く、初代タイガーが登場したのはクラシカルなスタイルが人気のブランドを代表するシリーズ、ボンネビルよりも前の1937年。バイクでの冒険を楽しむアドベンチャーモデルとして世界中の冒険好きライダーたちに愛され、これまで800〜1200ccまで排気量の異なる様々なモデルが出ている。現在、多くのライダーは「タイガー」シリーズと聞くとその多くはアドベンチャーモデルをイメージし、荒地や砂漠を苦ともせずにワイルドな冒険を想像するかもしれないが、新たに登場するタイガースポーツ660は、どちらかというと休日のシティライドやツーリングやといった現代的な旅を楽しむデュアルパーパス的なモデルとなっている。
排気量は、2021年に発売されたロードスターモデル「トライデント660」と同じ660cc。搭載される3気筒の660ccエンジンは、タイガー史上最も軽く最も機敏な走りを生み出し、ライダーの走る気持ちをグッと高めてくれる。スマートなボディ&軽快なエンジンの組み合わせは、大型バイク初心者でも扱いやすくて乗りやすい、さらに幅広いシーンでストレスなくフレキシブルに使えるのも魅力となっている。アドベンチャースタイルをモダナイズし、スポーティ&美しく仕上げられたフォルムは、大自然はもちろん、市街地でも映える。虎の如く、獲物を睨むツインヘッドライトに筋肉質ながらもシャープな印象のタンク周りの造形、そしてアグレッシブな印象を与えるシャープなテールデザインもポイント。
装備や機能も充実、ロード&レインのライディングモードをはじめ、切り替え式のトラクションコントロール、ABSにスムーズなギヤチェンジをサポートするスリップ&アシストクラッチも装備されている。そのほか、TFTディスプレイを採用した多機能インストルメントパネルはアクセサリーのMy Triumphコネクティビティシステムを装備することで、ターンバイターン・ナビゲーション、GoProコントロール、通話・音楽操作も可能となっている。
カラーリングは、LUCERNE BLUE / SAPPHIRE BLACK、KOROSI RED / GRAPHITE、GRAPHITE / SAPPHIRE BLACKの3色、長距離&キャンプツーリング等を視野に入れている人は、アクセサリーとして、パニアケースとトップボックスを手に入れたいところ。
もちろん、乗れ次第、プチ旅をしてこようと考えているので、そのリポートはまた後ほど。最後に一言、”寅年にバイクライフをはじめるのならトラに乗れ!”
TRIUMPH TIGER SPORT 660
サイズ[全幅/全高] | 834/1398mm(1315) ※()はロースクリーンポジション |
シート高 | 835mm |
排気量・エンジン | 660cc水冷並列3気筒DOHC12バルブ |
車重 | 207kg |
タンク容量 | 17.2L |
最大出力 | 81PS |
最大トルク | 64Nm |
価格 | 112万5000円(税込) |
問い合わせ:トライアンフコール
https://www.triumphmotorcycles.jp/bikes/adventure/tiger-sport-660