空ネタで景気のいい話を一つ。昨年12月から数量限定で一般販売しているANAの『機内食』がすこぶる好調だ。12月11日のシリーズ第1弾の発売開始から昨年末の第2弾、お正月の第3弾で大反響を得て、1月26日に4回目となる販売を行ったところ、直販サイトで販売開始から1時間に満たない間に完売。わずか2か月の間に合計7500キット、9万食を売り上げるという、爆売れ街道を邁進している。あまりの反響の大きさに、2月3日に再販をスタートすることになった。
ところで、なぜ、いまこれほどまでに機内食が売れているのか? お正月に販売したシリーズ第3弾までは、発売開始から数日の間に完売していくというサイクルだったが、その後、テレビをはじめとするメディアで取り上げられ、さらにはSNSでも一躍話題となり、再販待望の声が多く寄せられたという。
「これほど反響があるとは思ってもいませんでした。以前からご自宅で”機内食ごっこ”を楽しむ方がいらしたりとか、海外旅行には行けないけれどANAの機内食が食べてみたいという声がありましたので、ただただ、そういったお客さまに機内食を気軽にご自宅で楽しんでいただきたい、お届けしたいという想いではじめましたので……」とANAの機内食を担当するANAケータリングサービス・外販事業部の米田崇彦さんも思わずビックリ。
その名も”ANA’s Sky Kitchen”から今回、販売されるのは「ANA国際線エコノミークラス機内食メインディッシュ」。冷凍保存タイプの和食3種類各4食(計12食入り)、洋食3種類各4食(計12食入り)の2種類で、いずれも価格9000円(税込み・送料無料)。1食750円で自宅にいながら旅気分が満喫できるなら全然アリだと思ってしまうが、この辺も爆売れの理由なのだろう。ANAさん、とっても良心的!
中でもイチオシメニューは長年、ANA機内食の総料理長を務める清水誠さんも思い入れが深いという「ビーフハンバーグステーキデミグラスソース」だ。「いわゆる王道のデミグラスソースで仕上げた逸品で、老若男女みんなが大好きな味です。そのほか、限られたスペースの器にキレイに収めるレイアウトや、薄暗い機内の中で食べても美味しさを実感していただけるよう、全体的に茶色系になりがちなお弁当にブロッコリーやニンジンなどをプラスして彩り豊かにするなど、ディテールまでこだわっています。わかりやすさも含めて定番は洋食ではハンバーグ、和食では牛すき焼丼ですが今回、洋食には『シーフードのトマト煮バジル風味』、和食も『白身魚照り焼き』の新メニューをプラスしましたので、ぜひ、ANAの機内食をお楽しみください!」(米田さん)。と、米田さんがノッてきたところで、気になるメニュー詳解は #2 にて。
【Product】
ANA国際線エコノミークラス機内食メインディッシュ
・和食3種類各4食 (計12食入り)
・洋食3種類各4食(計12食入り)
価格各9000円(税込み・送料無料)
販売開始:2月3日予定
販売サイト/
・ANA STORE/ANAショッピングA-style
https://www.astyle.jp/sc/press48
・ANA公式ギフトショップ楽天市場店
https://www.rakuten.ne.jp/gold/ana-findelish/