[エアーポータブル]モバイルピロー
テントで寝る時のマットレスの上に載せてあるのが西川[エアーポータブル]モバイルピロー
以前は春、夏、秋がキャンプのベストシーズンとされていたが、キャンプブームの恩恵を受けて、現在は冬キャンプも人気がある。今年の新年もコロナ禍ゆえに実家には戻らずにキャンプ場で迎えたという人もいるだろう。テントの中で寝る時に寝袋、いわゆるスリーピングバッグにこだわる人は多いが、キャンプ用の枕にこだわる人はほとんど居ない。キャンプ道具を無限に積めるオートキャンプや積載量がある程度確保できるモーターサイクルでのキャンプに持っていけば、必ず眠りの質が変わる。そんな最新の睡眠科学を取り入れたコンディショニング・マットレス[エアー]の技術が取り入れられた西川の[エアーポータブル]モバイルピローの偏愛っぷりを語ります。
私は西川の[エアーポータブル]モバイルピローを愛している。なぜこれほどまでに惚れ込んだのか?
コロナ禍でお家時間が増え、睡眠の質を改善したいと思う人が多かったらしく、ここ最近自宅の寝具を見直した人も多いらしい。僕も以前、眠りの環境を調べてもらったことがあり、その時に夏場の湿度の高さを指摘され、西川の有楽町店でガーゼケットというガーゼのブランケットを購入。それからというものの寝苦しい夏夜でも快適に眠れるようになり、睡眠の質の大切さを実感させられた。
西川は日本を、いや世界を代表する寝具メーカー。睡眠の科学を研究し続けている『眠りのプロフェッショナル』だ。遠征先で同じような睡眠環境を整えたいアスリートが使っているイメージがあるが、それは一般人もアウトドアマン同じこと。
西川[エアー]から出ている[エアーポータブル]シリーズのモバイルピローはキャンプの寝心地を極上に変える魔法の枕だ。
本来は、出張が多いビジネスマンがホテル先でも質の良い睡眠を得られるように開発されたものだと思うが、側面にあるキャップを開ければ空気が入り、自動で膨らむ機能があり嵩が変えられる。逆に空気を抜けば小さくコンパクトになるためキャンプにも使えることが分かった。
多くのアウトドアブランドが、耐久性、軽量化、メンテナンスのしやすさなどを追求しているものの、眠りの質の向上を追求しているブランドはあまりない。これこそ、[エアー]の御家芸と言えるだろう。
前述のとおり、空気の量を調節して枕の高さが変えられる。例えば、寒い冬であれば冷たい空気が入り込まないように低めにし、夏の暑い時期であれば空気が入り込むように高めにするということも簡単だ。真ん中が窪んでいて、両サイドが高くなっているので寝返りをうち、横向きになっても快適に寝られるのもいい。
もちろん、自宅で使う分にもなんら問題ない。側生地は取り外すことができるため洗濯もでき衛生面も素晴らしい。なんてたって冬場のキャンプの楽しみでもある焚き火のにおいがついたとしてもすぐに洗えるのはありがたい。
オートキャンプではなく、モーターサイクルでのキャンプツーリングの場合はさらに小さくするためにモンベルのコンプレッションキャップを使うといい。サイズはXSを使っているが、やや窮屈なのでSがベストだと思う。
こちらはメーカーの推奨ではないので、扱いには注意が必要だが、小さくまとめたい人にとっては裏ワザだ。蓋を開けてからコンプレッションすることと、ぺちゃんこにし過ぎると中を傷つけてしまうので手加減をしておこう。
川の流れを聴きながら、美味しい空気に包まれ、森の静けさのなかで眠るのは最高に気持ちいいのに、頭にフィットするふかふかの枕で寝られるのは本当に幸せだ。
[エアーポータブル] モバイルピロー
本体サイズ(52×33cm)
価格 12,000+税
カバー:ポリエステル100%
中芯・側:ポリエステル100% 詰めもの:ウレタンフォーム
配色:マルチ
重量:489g
側縫製、製品仕上げ:日本 中芯・専用ケース:中国製
※傷みや破損を防ぐため、キャップは必ず開いた状態で収納してください。
問:西川お客様相談室:0120-36-8161
ホームページ:https://www.airsleep.jp/