さらなるブームを見せているキャンプ。1人でキャンプをするソロキャンプも、ソロキャンプの集団によるグループキャンプもガゼン大人気だ。従来のグループキャンプやファミリーキャンプと違って、1人1つのテント、寝袋、マットを持ち、1人1つの調理器具と焚き火台を持つという新しいスタイルが台頭してきた。それはコロナウィルス感染拡大の影響も少なからずあるだろう。そんなお一人様焚き火台にオススメするテンマクデザインの男前ファイヤグリルの偏愛っぷりを語りたい。
私は、tent-mark DESIGNS(テンマクデザイン)の男前ファイヤグリルを愛している。
なぜこれほどまでに惚れ込んだのか?
「tent-mark DESIGNS(以下テンマクデザイン)はブランドではありません。」そうホームページに書いてあるもんだから、偏愛モノ図鑑のブランドヒストリーを語る序章が難しい。なので、一度コピペをすると、『テンマクデザインは皆様が作り上げる創造や価値を具現化するための拠りどころでありたいと思っています。テンマクデザインの商品開発は「今のニーズを具現化するもの」、「これからのニーズを生み出すもの」の二つです。この二つの開発コンセプトをバランスよく、そして皆様が想像する以上の商品を適正な価格でお届けしていきたい。』
これでも説明が分かりづらい。見る角度を変えてみよう。テンマクデザインを扱っているショップリストを見ていると全国のWILD-1という大手アウトドアショップがずらっと並ぶ。そのWILD-1は株式会社カンセキが大元となっている。ということは、WILD-1が作っているオリジナルブランドという認識で良いのかもしれないし、そもそもブランドではないと言っているのだから、コンセプトなのかもしれない。
カンセキの社名は、創業者・服部吉雄が茨城県勝田市(現・ひたちなか市)で起業していた石油製品販売会社「関東石油販売」から(関石=カンセキ)を取ったのが由来とのこと。ホームセンターのカンセキのほうが知られているだろう。関連会社をよくよく見ると、ここのところ僕の家の冷蔵庫を牛耳っている業務スーパーの文字が見えた。なんなら業務スーパーに対する偏愛も語れるが、あまりにも長くなりそうなので、それは次回にしたい。
話をもとに戻そう。テンマクデザインは、コラボ商品がほとんどだ。アウトドアをかじっている人なら聞いたこともあるかもしれないが、業界の有名人だ。検索でヒットするよう、余すことなく全員の名前を記しておこう。他人の褌で相撲を取るのは、僕の十八番だから。
小雀陣二さん、堀田貴之さん、長野修平さん、こいしゆうかさん、もりもと技術研究所さん、木村とーるさん、仲村忠明さん、小林夕里子さん、山田真人さん、高橋庄太郎さん、OUTDOORSHOPDECEMBERさん、櫻井伸樹さん、日々野鮎美さん、SOLUMさん、WINTERWELLさん、viblantさん、松本哲也さん、凪家さん、ホーボージュンさん、たけだバーベキューさん、EKALさん、佐久間亮介さん、OUTINGさん、ひらく織さん、natsu(ナツ)さん、JACOB LOGGEVEENさん、氏家エイミーさん、風森美絵さん、マイキャンさん。
雑誌、テレビ、ラジオ、WEB、You Tube、Instagramとキャンパーなら見ない日はないだろうと思うくらい豪華な面子である。
そして、今回の男前ファイヤグリルをプロデュースしたのがA-suke(エースケ)さん。
水道橋のBASECAMPというカフェバーを営んでいるので、アウトドア料理どころかインドア料理も得意である。
そのA-sukeさんの思いが詰まった一台。1番驚くのは、重さ。なんと500g。オールチタン製という贅沢すぎる素材。だからとにかく軽い。チタンは熱を持たせると青色に変色していく。この経年変化がまた嬉しい。自分の色に染まっていく姿が愛おしくなっていく。
さらに設営が非常にラクだ。開くだけ。そしてメッシュ部分がいっさいないので撤収もラク。洗うのも簡単なので、日々のメンテナンスも面倒なことがいっさいない。
収納サイズが310×165×15mmと非常にコンパクトだ。自転車ならフレームバッグに入るし、バイクならシートバッグのポケット部分にも入ってしまう。
手前に1本針金のようなものが付いているのがお分かりだろうか。こちらが重量のある薪やスキレットを載せても開かないようになっているストッパーだ。奥側だけにすれば、手前からカマドのように薪を入れやすくできる
最後にデザインがいい。この開くだけのシンプルな構造だけに、無駄なものがなく、洗練されている。重さにも熱にも耐えられるタフさもいい。それほど高さが無いので、地上が近いときはスパッタシートと呼ばれる難燃素材のシートを置けばいい。気温が上がってきてそろそろ焚き火がなくても寒くない季節になってきたが、この軽量な焚き火台であれば使うか使わないか迷っているときも、とにかく持っていってから現地で決めればいい。
チタニウムの色が変わっていく姿に、貴方の人生を照らし合わせて、育てていってほしい。
もう焚き火台が重くて嵩張る時代とはオサラバだ!
テンマクデザイン 男前ファイヤグリル
価格9900円
重量 500g
素材 本体 純チタン
ゴトク 純チタン
サポートバー 純チタン
収納ケース リエステル
サイズ 収納サイズ(約)310×165×15(高)mm
組み立てサイズ(約)250×200×150(高)mm
重量 総重量(約)493g(ゴトク/サポートバー/収納ケース含む)
本体重量(約)415g
収納ケース(約)20g
耐荷重4kg(静荷重/サポートバー使用時)
付属品ゴトク、サポートバー×2、収納ケース
ホームページ:https://www.tent-mark.com/
製品ページ :https://www.tent-mark.com/otokomae_firegrill/
お問い合わせ:A&F お問い合わせフォーム https://www.tent-mark.com/support/contact/
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