キャンプの時に飲むビールは格別だ。そう語る人は多い。ビールにこだわる人、日本酒にこだわる人はいるものの、その運び方にこだわる人はそういない。ならば、キンキンのまま持っていけるクーラーバッグにこだわってみるのはいかが?バイクや徒歩でのキャンプに持ち運べる冷蔵庫こと、モンベルのロールアップクーラーバッグ3Lの偏愛っぷりを語りたい
私は、モンベルのロールアップ クーラーバッグ3Lを愛している。
なぜこれほどまでに惚れ込んだのか?
モンベルというブランドはもはや説明不要の日本が誇るアウトドアブランド。創業者である辰野勇氏が1975年、当時28歳の誕生日に設立。今年で47年目を迎える。登山用品のイメージが強いが、ここのところ人気なのがキャンピングシリーズ。キャンプブームも相まって、外遊びに楽しいファニチャー類、焚き火台のほか、今回のようなクーラーバッグやフリーザーパックなどもあるのはまだ知らない人も多いかもしれない。mont-bellはフランス語で美しい山という意味なのは前回もご紹介したとおり。
このクーラーバッグは長年の悩みでもあった夏場のキャンプツーリング時の救世主なのだ。僕のようにバイクや自転車でキャンプツーリングを主戦場とする場合、クーラーボックスになると積載するのが難しく、ソフトクーラータイプになるのだが、市販の安価なものはキャンプ場に着いた頃には保冷剤がぬるくなっていて、飲み物が冷たくないことが多かった。こちらは、室温35℃のところで1℃のものが、3時間後も11℃というテスト結果になったそう。スーパーなどで買い出しした後に、保冷用に置いてある冷凍庫から氷を入れたビニール袋もつっこんで、キャンプ場に到着したときも冷たいままだったので感動したので、愛が深まった。ロールアップする際の開口部の部分に1本ではなく、2本のテープが内蔵されていて機密性が高いからだ。
画像のようにきちんと線が描いてあるのでそこまでクルクルと丸め、最後はバックルでパチンと止めるだけ。日本ブランドらしい配慮で折り畳み方も丁寧にタブに付いている。容量もソロキャンプなら必要十分で、500ml缶なら4本、500mlペットボトルなら3本が収納可。
他にも、飲み物だけでなく、道の駅で購入した野菜や、肉のパックなどもそのまま入れれば、まさに持ち運べる冷蔵庫のごとく。分厚いクッション素材なのでカメラのレンズやヘッドランプなどバイクのシートバッグに入れたときの衝撃吸収用バッグとしても良い。ジッパーで閉めるタイプではなく、防水バッグと同様のロールアップタイプなので、川の水を入れて缶ビールを冷やしておく、なんてこともオシャレだ。
縫製ではなく、熱溶着なのでササッと洗いやすくなっているだけでなく、この部分を四隅に置いていないのもいい。耐久性を高めている点だ。もし、角に熱溶着しているところがあると擦ってしまうからだ。
バックパックやバイク用のシートバッグ、トップケースなどにも入れられるサイズなのもいい。自転車のバイクパッキング系バッグではやや厳しいが、パニアバッグやキャリアの上なら何ら問題ない。アウトドア用枕くらいのサイズ感。クーラーボックスのように家にいるときは何ら約に立たないでくのぼうになることもない。使わないときは折りたたんでコンパクトにしまえるし、カトラリー類を収納しておいてもいい。カラーはアイボリーのみ。汚れが少し目立ちやすいが、その分、すぐ掃除したくなるから衛生的に良いということで許すことしよう。これがあれば、これからの暑い時期に、キャンプ先でもピクニックでも花火大会でも、冷たくて美味しい飲み物が飲めるようになる!
モンベル ロールアップ クーラーバッグ3L
価格3520円
重量 375g
素材
表地:PVCターポリン
裏地:PVCフィルム
カラー アイボリー(IV)
サイズ 高さ26×幅22×奥行き9cm
容量 3L(500mL缶4本または500mLペットボトル3本)
ホームページ:https://www.montbell.jp/
製品ページ :https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1133254
お問い合わせ:モンベルカスタマーサービス 06-6536-5740
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