【編集長のイチオシ!】
第5回:世界は欲しいバイクにあふれてる!


知る人ぞ知るブランドがズラリ

我が日本には多数の二輪メーカーが存在し、高性能バイクの数々を世界に送り出している。だが、しかし! 世界は広い。まわりを見渡せば名立たるメーカーから個性的かつ魅力たっぷりのモデルが発売されている。そんな“舶来”バイクたちを一挙に紹介しよう!

バイク王国からやって来た最強の使者

Legend250 Brighton


車両本体価格54万2300円

GPX
GPX JAPAN 
☎050-1746-2535

バイクの走行台数がきわめて多く、著名なメーカーの工場もあることから“バイク王国”とも呼ばれるタイ。そんなタイで2007年に創業した新興バイクメーカーがGPXだ。今回紹介するレジェンド250ブライトンは150台限定生産というレアなネイキッドスポーツ。クラシックスタイルの車体に排気量234㏄のエンジンを搭載し、足回りにはタイが誇るYSS製サスペンションを標準装備。


イタリアンバイクの個性が光る公道レーサー
F.B Mondial

HPS 300


車両本体価格57万6400円

F.Bモンディアル ジャパン
https://fbmondial.jp/

創業は1948年と歴史のあるイタリアのF.Bモンディアル。現在は創業時と異なるオーナーによって運営されているが、マシン製作に注ぐスピリットは脈々と受け継がれている。その最大の特長はネオレトロなルックスにあり、2本出しマフラーなどに強烈な個性を感じさせる。エンジンの排気量は249㏄。


インド生まれの英国車は1950年代の香りが漂う

ROYAL ENFIELD
Classic 350


車両本体価格63万4700円~

ピーシーアイ
http://www.royalenfield-tokyoshowroom.jp/

イギリスにルーツを持ち、現在はインドを拠点とするロイヤル・エンフィールド。同社のクラシック350は1948年発売のG2モデルにインスパイアされたクラシックスタイルのバイクだが、その中身はすべて新設計という最新モデル。古き良きイギリス製バイクの優雅なフォルムに扱いやすい349㏄の空冷単気筒4ストロークエンジンが搭載される。


ビンテージテイストあふれる新鋭機
MUTT MOTORCYLES

HILTS 250


車両本体価格77万1100円

ピーシーアイ 
http://www.muttmotorcycles.jp/

バイク製造の街として知られるイギリスのバーミンガムで2016年に創業したメーカーがマットモーターサイクルズ。そのHILTS 250は特注ビンテージブラウンシートをはじめ、クラシカルな出で立ちながら最新装備で武装され、249㏄のエンジンも21PSを発生する。独自の色合いが特長のボディは手作業で塗装されるという点にも注目を。


ボバースタイルのコリアンクルーザー
HYOSUNG

GV300S BOBBER


車両本体価格69万3000円

ヒョースン・モーターサイクルズ ☎045-710-0755

韓国のヒョースン・モーターサイクルズがリリースした最新モデル。1930~40年代に流行したダートトラックレース用のバイクをモチーフにしたボバースタイルのルックスは迫力満点! 排気量295.9㏄の水冷式Vツインエンジンは美しさとパワーを兼ね備える。


スペインの情熱をバイクで具現化

LEONART
PILDER 125


車両本体価格63万8000円

ウイングフット ☎03-3897-7255

情熱と芸術の街スペイン・バルセロナで誕生したバイクメーカーがLEONART(レオンアート)。同社がバイク製造を始めたのは2004年と比較的最近だが、個性的なラインナップは常に注目を集めている。このPILDER 125は124.6㏄エンジンを積んだクールなクルーザーモデル。


工業大国が生み出したスポーティなネオレトロ

ZONTES
ZT125-G1


車両本体価格41万8000円

カスタムジャパン ☎06-6634-1739

中国の新興バイクブランドであるゾンテス。ヨーロッパでも人気を集めている同社製ZT125-G1の日本販売が2022年2月からスタートした。世界的にも流行しているネオレトロなデザインが採用され、124.7㏄のエンジンには6速ミッションが組み合わされる。

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 文/長谷川敦

  • 元・モノ・マガジン&モノ・マガジンWEB編集長。 1970年生まれ。日本おもちゃ大賞審査員。バイク遍歴とかオーディオ遍歴とか書いてくと大変なことになるので割愛。昭和の団地好き。好きなバンドはイエローマジックオーケストラとグラスバレー。好きな映画は『1999年の夏休み』。WEB同様、モノ・マガジン編集部が日々更新しているFacebook記事も、シェア、いいね!をお願いします。@monomagazine1982 でみつけてね!

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