LITHON(ライソン)
2018年8月にスタートしたばかりの比較的新しい会社だ。社名のライソンは造語「LIFE+ MARATHON」。生活の中で、より快適に、より長く使える製品作りに思いを込めた社名だ。
そのライソンが世に送りだしたのがこの「ポップコーンメーカー」だ。Simple is Best!!本体には、スイッチ以外はない。大きさは「幅11.5×奥行17.5×高さ26.5cm」重さ「約720g」ポップコーンを作るだけの為に開発された1台だ。1回60gのコーンを入れれば面白いほどにトウモロコシが弾け飛び、ポップコーンが一気に生まれる!!
トウモロコシ(爆裂種)が時間とともに形を変え「ポップコーン」に変身する!!
ポップコーンになるトウモロコシの品種は「爆裂種」。この品種は他のトウモロコシと違い、外殻が固いうえに、さらにそれを乾燥させて殻を固くしている。加熱約100℃に達すると、粒の中のわずかに含まれる水分が、熱と水蒸気の圧力によって膨らみ、更に約180℃(臨界温度)で圧力に耐えきれなくなった粒の中身が一気に外殻を破壊して割れ、一瞬で圧力が降下することにより、粒内のでんぷんが膨張して外に飛び出す。これがポップコーンだ。「ポン」となるのは、固い殻の中で高圧力になった状態から一気に殻を破る音がそれである。
ポップコーンメーカー
上部に鎮座する、ドーム型の計量カップ(約60g)にトウモロコシを入れたらセット完了だ。ドームを反転させれば粒達は筒の中に落ちる。バター・塩など入れる必要はない!!
ここが凄い!!
アルミニウム製円柱状の筒、下方側面に凹凸の突起が16個。その凹凸の突起、内側に傾いた面の部分に通風孔の穴があり、下で作られた約200度の熱風が、小さな通風孔から噴き出す仕組みだ。その熱風の力(筒の中はタービランス化してる)でトウモロコシを回転させ、かつ、臨界温度180度状態の時、凹凸にぶつかることにより刺激を与え、爆発をさらに誘発している。ガスコンロでポップコーンを調理するとき、フライパンを揺すり刺激を与える役目をこの突起物がおこなっている。
スイッチを入れれば強力なファンでトウモロコシが回転を始める。若干回転音は響くが、回転しながら踊り出すトウモロコシを見ていれば、ワクワク感が先行!気にならない程度の音でしかない。約10分もすれば熱と圧力に屈したトウモロコシが「ポン」と音をたて、風圧で舞い上がる。ポップコーンの誕生だ!!
Simple is Best.
複雑な機能はなく、ただ直感的にスイッチを入れるだけのポップコーンメーカー。添加物・防腐剤・酸化剤なしの自家製ポップコーンはやはり素焼きが一番!!噛みしめるほどに素材の味が楽しめる。
そしてポップコーンメーカーは更に進化を遂げる…次回「LITHON」。
高温熱風でタービランスを発生させるこのマシーンには続きがあった。ポップコーンメーカーの凹凸通風孔の角度・大きさが違うものがある。これは何を作り出すのか?
LITHON商品部 広報 三上紅美子さん
自社製品を熟知しているのはもちろんのこと、自身でも新商品開発会議のテーブルにも出る三上さん!どんな新しい商品がでてくるのか?!
ポップコーンメーカー PN-01
PC、PA、PP、アルミ製品コード | KDPN-001W |
定格電圧 | AC100V |
定格周波数 | 50/60Hz |
消費電力 | 約1200W |
温度ヒューズ | 216℃ |
本体サイズ | 約W11.5×D17.5×H26.5cm |
本体重量 | 約720g |
電源コード | 約1m |
材質 | PC、PA、PP、アルミ |