ボス「守護臣ですが、防御と攻撃が同時に行える新しいタイプですね。これを開発する経緯を教えてください」
田村氏「YouTubeでさすまたは意味がないという動画をUPしたのですが、そのコメントで田村さんが考えた護身具を製作してくださいという意見がありました。今まではさすまたを改良して使うことを考えていたのですが、いや、新しいものを作ろうと考え、翌日に段ボールで形を作り、さらにカイデックスで製作してみたら、理想的な形になりました。実際に2日で完成した感じです(笑)
その後、加工業者にお願いして完成したという経緯です。コンセプトしては素人でも強くなれる!という点です。あまり難しいものを作らないと思いました。単純に棒状なものを製作して、先端を重たくして叩けば威力を増すというものです。楯の部分は訓練しなくても防御できる形というのがわかるものですから、分かりやすいです」
ボス「では、実際に守護臣を使用してさすまたとの違いを説明をお願いします。」
田村氏「最初にさすまたを使用した場合ですが、暴漢をさすまたで取り押さえた時に、これで暴漢を確実に動けなくするのは不可能です。実は腰に力を入れて前に倒すと、さすまたが押し戻されます。これでば暴漢を抑えることができません。
ボス「ホントだ! 実際に腰に力を入れて動けばさすまたで抑えられないですね!」
田村氏「そうなんです。その瞬間の暴漢がナイフなどを持って襲い掛かってきたらOUTです。しかし、守護臣であれば対処できます。暴漢がナイフで襲ってきた場合はスラッシュで攻撃された場合ははそんなに怖くありません。しかし、刺しは危険です。一撃で下から刃物を刺してくるのは非常に危険です。しかし、守護臣の楯にはギザギザに加工されていますから、これで避けて相手にだダメージを与えることができます。さらに棒があれば相手に心理的に威圧感を与える効果もあります。また、止血帯や拘束具も備えています。相手を倒した後に縛り付けるものです。また、フラッシュライトを装備しています。相手を照らすことで眩しくて見えなくなり、リモートスイッチで照らすこともできます。コンセプトは誰でも少し練習するだけで、強くなれるのが守護臣です」
ボス「防御と攻撃が同時にできる守護臣は万能ですね。デザインも威圧感ありますよね」
田村氏「そうなんです。心理的に怖いと思わせるのが大事で、可愛い形よりも守護臣のような形の方が相手が怖がるという点も考えています」
ボス「実際に守護臣を装備してみると、思ったより軽量で使いやすいのが特徴ですね。確かに、棒と楯があれば、気持ち的に違います。自分の身を守れるという自信を持てます」
田村氏「守護臣はライトや止血帯などのフルセットタイプとスタンダートタイプで発売する予定です」
ボス「今回は貴重な体験ができました。ありがとうございました。」
田村氏「ありがとうざいました。」