夏になるとかき氷が食べたくなる一瞬がある。気温30°を越える時だ!「人は外気温によって口にしたいものが違うんです。」株式会社ドウシシャ、ライフスタイル事業部/担当・川出 洋司さん。23℃でアイスクリーム。25℃でビール。28℃で鰻の蒲焼。そして30℃を境にかき氷の出番!ドウシシャさんのキッチンスタジオに伺い、2016年初期型発売から累計販売台数100万台のOtona(オトナ)シリーズ最新モデル「OtonaPremium(オトナプレミアム)」の、かき氷を食べてみた!!
2022年発売最新モデル「Otona Premium」
両製品とも「Otona」シリーズとしてオールブラック仕様で限定販売されてる。本体に輝く「OtonaPremium」のロゴはこの2製品にだけ与えられたものだ。ピアノブラックの風合いは、キッチンのインテリアにも一役買う仕様だ!
「電動ふわふわとろ雪かき氷器プレミアム」
味付き氷をしっかりと固定できる設計にリニューアル。台湾風かき氷のような味付かき氷や、スイーツかき氷が削れる。味付きの氷は糖度が高く、氷自体が柔らかいから、従来のかき氷器では削りにくかった弱点を克服。もちろん通常の氷もOKだ!!
味付き氷を「ふわふわとろ雪」に削るには、氷を刃に押さえつけるスプリングの力、氷に接する刃の角度、そして氷を芸術的に削るモーターの回転数だ!!6年にわたり開発してきた氷職人の技術が結集している。その技術を知りたいところだが、やはりトップシークレット、企業秘密とのことだ。
ふわふわとろ雪かき氷器で作る プリンかき氷
2016年初期型・2022年最新版「電動ふわふわとろ雪かき氷器プレミアム」
基本設計は変らない初期型と最新版。6年の時間をかけ随所にマイナーチェンジを受けている。氷を削る刃の高さを調整するレバー位置、受け皿を置く奥行のスペースの大きさ・・・そして高さ。特に刃の高さを調整するダイヤルが外側に配置変更されたことは、削り手の集中力を氷に向けることが出来る!
氷を削る担当川出さん。表情は真剣そのもの。右手は本体スイッチ。左手は刃の高さ調整。その視線は鷹が獲物を狙うかのような鋭い目。そこから削られるかき氷は、本物だ。
「電動わた雪かき氷器プレミアム」
最上位モデルの氷を温めて削る「電動わた雪かき氷器」。電源ボタンを押している間だけ内蔵されているヒーターが作動!-17℃近い氷の温度を温め、0℃近くにすることで、氷をやわらかくし、ふわっととろける食感にする究極のかき氷器だ。本体正面にある、氷を押さえるスパイクダイヤルは、昔のオーディオアンプを彷彿させる。
ここが凄い!!かき氷器に「ヒーター機能」
かき氷専門店では氷を常温にさらし、溶ける寸前でかき氷にしている。わた雪かき氷器プレミアムは意図的にそのシチュエーションを半強制的に作り出している。アルミ(ヒーターと氷カップ)同士の熱伝導を使い、-17℃に近い氷を0℃に近づけ溶かしながら氷を削っていく。
前述のふわふわとろ雪かき氷器と違い、このかき氷器では粘度の高い、やわらかい味付き氷は削ることが出来ない。究極の水氷削り器だ!
わた雪かき氷器で作る 抹茶かき氷
両製品とも、上部のモーター部分を切り離せば丸洗いが出来る構造!!
両製品本体はシンプル構造。使用した後は分割させて丸洗いが出来るから、衛生面でも安心。氷を削る刃の手入れも、専用ブラシが付属してるので安全して洗えるのだ!洗い終わった本体を乾燥させたら、専用収納袋に入れれば汚れる心配もない。
株式会社ドウシシャ
ライフスタイル事業部 ハウスウェア商品ディビジョン
グループマネージャー 川出 洋司さん
2016年初期とろ雪発売からかき氷器開発一筋。川出さんの手にかかればどんな氷もかき氷にしてしまう。2022年夏はこれからだが、すでに川出さんは2023年の夏の事でいっぱいだ!氷職人。ここにあり。
電動ふわふわ とろ雪かき氷器 プレミアム
希望小売価格 | 6,578円(税込) |
型番 | DTY-B2BKM |
サイズ(約) | 155×200×355mm |
重量(約) | 1.3kg |
付属品 | レシピ×1、 製氷カップMサイズ2個、 お手入れ用ブラシ付き、 収納袋 |
https://www.doshisha-marche.jp/c/lifestyle/4550454835148
電動わた雪かき氷器 プレミアム
希望小売価格 | 10,780円(税込) |
型番 | DSHH-20M |
サイズ(約) | 200×210×445mm |
重量(約) | 2.1kg |
付属品 | レシピ×1、 製氷カップLサイズ2個、 お手入れ用ブラシ付き、 収納袋 |