
コロナ禍以前とは行かないまでも、今年度は各自治体で夏祭りや大規模集客イベント等が開催されています。それは防衛省自衛隊も同様です。駐屯地創立記念行事や航空祭などが目白押しです。ただし、事前に応募し当選した人だけ、または招待客のみなど、条件付きのイベントも多いのですが、ほとんどゼロに近かったここ数年の状況を考えますと、大復活と言っても過言ではないでしょう。


特に「ブルーインパルス」の全国ツアー復活に胸躍らせている人も多いのではないかと思います。待ちに待ちました。それは、当の「ブルーインパルス」も同様です。「やっとみなさまに演技を見て頂ける」と、喜びに満ちております。
そんな自治体の夏祭りと「ブルーインパルス」がコラボしたイベントが行われました。
それが、8月27日に東松島市(宮城県)において執り行われた「東松島夏祭り2022」です。感染予防の観点から、中止を余儀なくされ、実に3年ぶりの開催となりました。東松島市と言えば、「ブルーインパルス」が拠点としている松島基地があります。地元を盛り上げたいと、これまでも「ブルーインパルス」が演技飛行を行ってきました。
すごいのは、もはや街と「ブルーインパルス」が一心同体となっていた点です。東松島夏祭り実行委員会のHPでは、「青の魅力を楽しむお祭り」として、青い衣服を着て祭りに来て欲しいと呼びかけました。そのおかげで、浴衣姿と同じくらい青い姿の方々が目立ちました。また、メインストリートには青いのぼりや旗がいたるところに掲げられ、もう街もブルー一色です。

これで見上げれば、一面の雲一つない青空!と行きたかったのですが、残念ながらあいにくの曇り空でした。ですが、この日の天気予報は大雨…。それも雷雨時折激しい雨、などという最悪の予報も散見されました。筆者も、正直なところ、前日まであきらめていました。ですから、曇り空とはいえ、雨が降らなかったのは、まさに“ブルーの奇跡”と言うべきでしょう。
JR矢本駅側を背にし、松島基地側を正面とした配置で、「ブルーインパルス」の演技は行われていきました。まずは、会場左側から編隊飛行で飛びぬけていきます。商店街越しに整然と並んで飛ぶ6機の「ブルーインパルス」は、航空祭とはまた違った趣がありました。

それ以降、右だ、左だ、正面だと、街の上を縦横無尽に飛び回ります。その姿をみんなで探す楽しさもありました。
大人気課目である「サクラ」や「キューピッド」といった大技が繰り出されると、会場は大歓声で包まれます。この一体感、久しぶりでした。


さて、今年度、「ブルーインパルス」はまだまだ飛び回ります。飛行予定は航空自衛隊の公式HP(https://www.mod.go.jp/asdf/pr_report/blueimpulse/schedule/)にアップされております。ご自宅最寄りの場所がありましたら、素晴らしい演技の数々を是非ともご自身の目で見届けて頂きたいと思います。