ファッションモデル山下晃和の偏愛モノ図鑑 66
取り外しがクセになるガッチリするスマホマウント

Peak Design モバイルシリーズ

普段の移動手段は、自転車とモーターサイクルが多い。その際に、ここ最近はスマホのナビゲーションアプリが優秀なので、何を調べるにもスマホ頼りだ。

手に持ちながら道順案内を見ての運転はとても危険なので、必要なときにアナウンスが聴こえて、マップが見られるスマホマウントが必要不可欠。

今回は取り外しがラクチンで、デザインも美しいピークデザインのモバイルシリーズの偏愛っぷりを語りたい。

1番お気に入りなのが、こちらの自転車用ユニバーサルマウント

私は、Peak Designのモバイルシリーズを愛している。なぜこれほどまでに惚れ込んだのか?

Peak Desgin(以下ピークデザイン)は、2010年にアメリカのキックスターターというクラウドファンディングで資金を集め、写真業界に新風を巻き起こしたカメラのアクセサリーブランド。

創業者 Peter Dering(ピーター デアリング)が「スキーをしながら写真を撮りたいと思ったとき、止まり、ストックを地面に刺し、バックパックのストラップをはずし、降ろし、カメラを取り出す。撮り終わったらその逆……毎回そんなことはしていられなかった。撮りたいと思った瞬間はあっという間に去ってしまう」という不満を解消するために開発をスタート。

12年経った現在は、製品数もだんだんと増えていき、一眼レフカメラのストラップ、トライポッド、ショルダーハーネス用マウント、それらを入れるバッグ類、トラベル用のダッフルバッグなどカメラを旅に持ち歩くための様々なラインナップがある。

その中でも新しいシリーズが今回のモバイルシリーズだ。スマートフォンをカメラと捉え、いつでも取り外しがしやすく、それでいてアウトドアフィールドのような不整地を走っても、振動に強く、外れにくい機能を持ち、さらに洗練されたデザインを兼ね備えているのがいい。

モーターサイクルのバーマウント。新東名高速道路など近代的な高速道路では120km/hに到達するが、なんら問題ない。

じつは私が住んでいる場所から最寄駅までは徒歩13分かかってしまうので、普段の足はもっぱら自転車やモーターサイクルになっている。

モデル撮影のときに入るスタジオ、モデル仕事のためのオーディション会場、ライターとして取材する先でも駐輪場は充実してきているだけでなく、都内の主要な駅でも自転車の駐輪場はかなり増えつつあるので、ここ最近は駐輪問題も解消されている。

また、東京都内でも少し距離がある職場や草野球の試合のためにグランドに行く際はモーターサイクルに乗って移動することが多い。とにかく2輪生活なのだ。

スマートフォンのアプリGoogleMapがとにかく便利なので、それに頼ってナビゲーションをしてもらうことがほとんど。以前は、地図をプリントアウトして、建物を探していたが、そんなことはしなくてもいい。

ツーリングセローの場合は、ナビマウントバーが付いているのでここに装着できる

道を調べるために、いちいちポケットからスマホを取り出していたら面倒だが、ハンドル部分に地図があるとかなり便利だ。

僕が普段乗っているヤマハのセロー250は、ツーリングセローに付いているアドベンチャースクリーンを付けている。そこのナビマウントバー部分に装着できる。

ときどき「林道ツーリング」という未舗装路の道を走ることも趣味のひとつだ。山や川に出かけ、時間があるときはそこで野宿をしたり、キャンプ場でキャンプしたりが好きなので、凸凹の砂利道でもスマホがしっかり固定できていることがわりと重要なのだ。

これにはギミックがあって、スマホケースとスマホマウントには磁力が働いていて、近づけると引っ張られてくっつく。

さらにしっかりマウントするとカチッという音がして、ツメが広がってガッチリ装着、ハードロックできるようになっている。この機能のことをSlimLinkというらしい。

外す時はそのツメのサイドにあるボタンで解除して外すので、振動で落ちることがないのだ。

この磁力による吸引力とカチッという小気味のいい音がクセになり、何度でもカチッとしたくなるので是非銀座にある路面店に足を運んでほしい。ちなみにソフトロックはマグネットの力だけなので簡単に外せるタイプ。

スマホケースのほうのメス側とマウントのほうのオス側がしっかりと固定される

もうひとつすごい点がある。乗り物の振動によってスマホのカメラのピントがうまく合わなくなったり、常に画面がブルブルなってしまったりした人も居るはず。(スマホがもともと振動に弱い)なるべく振動が少なくなるよう防振ゴムが付いているところ。

下記の画像を見ると分かるが、モーターサイクル用のハンドルバーマウントのスマホ側の根元の部分に丸いゴムがあるのがお分かりだろうか。

防振ゴムがあるので安心だ(ハードロックタイプ)

自転車の場合は、ユニバーサルマウントといってステムの部分やハンドル部分など自由な場所に配置できるタイプのものとアウト フロント バイク マウントというハンドル装着タイプの2種類がある。

ユニバーサルのほうは、引っ掛ける部分がゴムになっているので振動を拾いにくい。グラベルバイク、MTBなどの不整地を走る車種にはいい。

ユニバーサル バー マウント 【ハードロック対応】はステムの部分に装着できる。
アウト フロント バイク マウント(ハードロック対応)

もう1種類のアウトフロントバイク マウント(ハードロック対応)は、アルミ製のクランプになっているので、ロードバイクや小径車など舗装路メインの振動が少ない移動が想定できる車種にオススメだ。

ハンドルより前にスマホが置けるので、こちらのほうがマップナビが少しだけ見やすい。

仕事机の上で置いておけるスタンド ウォレット(ソフトロック対応)

また家でPCの作業をしていたり、テーブルでスマホの動画を見るときにはこちらのスタンドウォレットもあるといい。

カードが何枚か入れることができて財布代わりにもなり、縦横どちらの画面でも対応できるマグネット装着のソフトロックになっている。

pixel7用のケースはアメリカのサイトから購入したが、銀座店にあるとの情報が!

かつては、あらゆるスマホケースに付けられるユニバーサル アダプターをpixel4に使用していて、新しく買ったpixel7のケースは専用設計のものが欲しかったのでアメリカのサイトで購入したが、銀座にあるPeak Design Tokyoには少量入荷したとのこと。

pixelユーザーは急げ!

スマホがナビ代わりにもなり、ノートPCなどと合わせれば2画面にもなるので、リモートワーカーでも仕事の効率化ができる。

自転車とモーターサイクルとシームレスにスマホマウントができるので、僕の二輪生活にはもう手放せない存在だ。

Peak Design 自転車用ユニバーサル バー マウント 【ハードロック対応】


価格:8580円
カラー:ブラック
サイズ:ヘッド部分 H5.3 × W5.3 × D1.39cm
バンド部分 H16 × W2.1 × D0.5cm
高さ:2.2cm(ハンドルバーからヘッド上部)
重量 :78g

Peak Design モーターサイクル バー マウント 【ハードロック対応】


価格:1万7380円
カラー:ブラック
サイズ:ヘッド部分 H5.3 × W5.3 × D1.39cm
アーム部分 H6.3 × W1.8 × D0.7cm
高さ:2.2cm(ハンドルバーからヘッド上部)
重量 :本体 146.8g
同梱物 :六角レンチ、カラーセット × 3(∅2.22cm、∅2.54cm、∅2.86cm用)

問い合わせ:銀一株式会社 https://www.ginichi.co.jp/inquiry/form/
ホームページ:https://www.ginichi.co.jp/brand/peakdesign/

ファッションモデル山下晃和の偏愛モノ図鑑 60
ファッションモデル山下晃和の偏愛モノ図鑑 59
ファッションモデル山下晃和の偏愛モノ図鑑 58
ファッションモデル山下晃和の偏愛モノ図鑑 57
ファッションモデル山下晃和の偏愛モノ図鑑 56

  • 本業はファッションモデル(タイクーンエージェンシー)。自転車、バイク、クルマで旅をしながら旅の素晴らしさや旅に最適なアイテムを紹介するトラベルライターとしても活動。地方自治体サイクルマップやWEBで連載ページを持つ。 趣味は、旅行、キャンプ、草野球、オフロードバイク、自転車全般(ロードバイク、MTB、ランドナー、小径車)、トライアスロン、トレイルランニング、登山、パックラフト、サーフィン、スニーカー収集、NEWERAキャップ収集、ウエイトトレーニング、読書、インドカレーの食べ歩き、MLB観戦など。  スポーツトレーナーの資格はNASM-PES、小型船舶一級免許、小型特殊船舶免許、大型自動二輪免許、JCTA認定自転車ツアーガイドなどを持つ資格マニアという一面も。かつて、海外30か国以上を自転車で旅したこともある放浪癖あり。好きなファブリックはキューベン、好きな金属はスカンジウム、好きな筋肉は三角筋。20代の頃は某アウトドアショップでバイトをしていた経験も。
  • http://akikazoo.net

関連記事一覧