祝サンシャインシティ45周年!
で、サンシャインシティ建設以前は何があった?


1978年。サンシャイン60ビルの開業を告知するポスター

池袋のランドマーク「サンシャインシティ」が開業45周年! きっとみなさんも足を運ばれたことがあるだろうサンシャインシティの注目ニュースをお届けしましょう。

文/モノ・マガジン編集部

パピヨンビル外観

まず池袋駅東口駅前に3月1日にOPENした「パピヨンビル」。“大人の社交場”を目指すこのビルの全フロアを用いた施設「P-144(ピー・イチヨンヨン)」では、オリジナルクラフトビール、アジアエスニック、薬膳が楽しめるPUBあり、トークショーやギャラリー、ポップアップストアが展開予定のイベントスペースあり。ふらり立ち寄れば何かが起きている、話題の場所になりそうです。

地上60階。てんぼうの丘

続いて4月18日には「サンシャイン60展望台 てんぼうパーク」がOPEN。てんぼうパークは海抜251m/地上60階の高さから360°の東京パノラマを見渡せるスペース。ハイハイスペースや授乳室も設けられるとのことで、パパママ層にも人気が沸騰しそうです!

昨今、池袋では南池袋公園を筆頭に、ファミリーが集えるアウトドアスペースの整備が進められています。桜3月。気候もグングン良くなります。開業45周年のサンシャインシティを手始めに、ぐるり池袋めぐりで休日を過ごしてみませんか?

近年のサンシャインシティ

おっと、忘れていました。タイトルに掲げました「サンシャインシティ建設前には何があった?」ですが、その答えはなんと東京拘置所です。

1973年12月。構築物が取り壊され、整地工事がなされた東京拘置所跡

現在はサンシャインシティが建つ場所にあった東京拘置所ですが、1958年に政府がその移転を閣議決定。1971年に具体的な建築計画が立案され、そこで、「日本一を作らなかったらインパクトがない!」という意見から、日本一を越える東洋一(当時)となる60階建てのオフィスビル建設が決定。工事は1973年に開始され、1978年にはホテル棟以外の各建物が竣工しました。なお設計時の総事業費は508億円と見込んでいましたが、実際にはオイルショックなどの影響によりナント1900億円と、見込み額の3.7倍に膨れ上がったそうです。

1977年。建設途中のサンシャインシティ

ちなみに「サンシャインシティ」「サンシャイン60」ともに公募による命名。1978年10月5日のサンシャインシティ全面開業初日に30万人、初めての休日には40万人の来街者があったといいます。

1977年4月13日。サンシャイン60上棟式、命名
1978年。展望台へ向かうエレベーターに続く長蛇の列
1978年4月6日の展望台の様子
1978年10月5日。全街区開業告知ポスター
1978年10月のサンシャインシティオープン直前
ウィンドウイルミネーション

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