HOVERLIGHT SPORK
ようやく、あたたかい季節がやってきた。春の空気に包まれる中で食べるアウトドアご飯の美味しさは格別だ。1泊するキャンプでなくても、シングルバーナーとクッカーとカトラリーさえあればどこでもアウトドアご飯が楽しめ、移動を自転車やモーターサイクルにすれば旅感も出る。
私のような2ホイールキャンパーに最適なアウトドア用スプーンがこの春に新発売! 今回は、HOVERLIGHTのSPORKの偏愛っぷりを語りたい。
私は、HOVERLIGHT(ホヴァライト)のSPORKを愛している。なぜこれほどまでに惚れ込んだのか?
HOVERLIGHTは、日本のブランド。新潟県燕市生まれ。この地名を見るだけで金属加工にゆかりのある土地と分かった貴方は、きっと私と同様の素材マニアであろう。
Made in 燕を標榜し、高品質な日本製を輩出している。今回のSPORKは、とにかくプレミアムなアウトドア用カトラリーで非常にキャッチーだが、もともと金属製品のアウトドア用クッカー、カトラリーなどをOEMで作っている会社のオリジナルブランドである。
■世界でもっとも軽い先割れスプーンの誕生
「世界で最も軽い金属製品への挑戦」を掲げていて、この度、世界一の軽さを追求して誕生したのが先割れスプーンのSPORKだ。その重さはなんと約7g! 軽量なアウトドアカトラリーというと、チタン製のイメージだったが、本来ならば、チタンよりもアルミのほうが軽量なのだそう。
チタン素材のほうが強度があるのと、加工する際の価格が高いため、そのようなプレミアムなイメージが先行したのだと思う。
ところが、アルミ製品に特殊なハードアルマイト加工を施すことで補強に成功。一般的なアルマイトに比べ表面強度と酸化皮膜の厚さが2倍以上。
シドニー・オペラハウスにも採用されているシェル構造(曲面板構造)と併用することで、金属製スプーンの軽さの限界を突破。
持ったことを忘れてしまうような先割れスプーンになった。
※シェル構造による画期的な設計が認められ、実用新案を取得。(実用新案登録第3238500号)
■持ち手が非常に掴みやすい
この計算し尽くされている持ち手はとにかく素晴らしい。取っ手からスプーンの先までのカーブがいい。持ちやすさ、液体のすくい易さ、そして強度を出している。
大人から子どもまで手の大きさを問わず、温かいスープをキレイにすくうことができる。
よくある先割れフォークは、ソーセージなどを刺すにはいいが、パスタや麺は絡まないので、こちらも同じだと疑っていたが、ホールドするパワーに驚いた。
メーカーの説明には「先端に向かってストレートにテーパードされた形状にすることで、従来の丸みを帯びたスプーンに近い形状に比べ、パスタ等の麺類を巻き付けやすいデザインです」と書いてあるが、まさにどんぴしゃり。
■付属の専用ケースは「ダイニーマ素材」
こちらのSPORKは単体でも売っているが、専用のケース付きがオススメ。超軽量素材「ダイニーマ」を使用しているというエロさがたまらないからだ。私がもっとも好きな生地素材であるキューベンファイバーのこと(キューベンのことを最近はダイニーマと呼ぶ)。
非常に薄くて、透けるほど。さらに、軽量で美しく、引き裂き強度も強く、防水性もあるが、その分ちょっと値段が高い。ブランドロゴマークが付いているので、買わない手はない!
プラスチック製のアウトドア用カトラリーは経年劣化によって簡単に破損するので、じつはキャンプ先、旅先で何度か困ったことがある。
またチタン製のアウトドア用スプーンは20g前後なので、HOVERLIGHTに比べればたいして軽くはない。自転車やモーターサイクルでキャンプする時は、なるべくキャンプギアを軽量化したいので、この驚異的な軽さにニヤニヤが止まらない。
キャンプ場に忘れて帰るのが1番心配なので、紐でも付けておこうかな。
HOVERLIGHT SPORK(専用ケース付)
価格: | 3300円(単体のみだと1980円) |
素材: | アルミニウム(ハードアルマイト) |
重量: | 約7g, 1/4 oz |
サイズ: | 165×40×24 mm |
生産国: | Made in JAPAN |
他にもカラー展開あり
ホームページ:https://hoverlight.info/
商品ページ: https://ideasekikawa.official.ec/items/69414244
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