ここ最近、街で見かけるE-bike。電動の自転車である。通勤、買い物、お出かけ、アウトドアとあらゆる移動をスピーディーに、そして楽ちんに運んでくれる夢のモビリティ。E-bike全体が以前に比べ、航続距離が伸び、車体も軽くなり、見た目もスタイリッシュになっている。その中でもひと際目立つクールなE-bikeのこちらCannondaleのCompact Neo(コンパクトネオ)の偏愛っぷりについて語りたい。
私は、Cannondale(キャノンデール)のCompact Neo(コンパクトネオ)を愛している。なぜこれほどまでに惚れ込んだのか?
キャノンデールは1971年、アイオワ州で1940年に⽣まれ、幼少期を果物農家で過ごしたジョー・モンゴメリーによって興されたブランド。創業時の社屋は、アメリカ東海岸にあるコネチカット州の鉄道の駅であるキャノンデール駅と⾔われているが、じつはその駅を線路で挟んだ向かいにある建物(Yellow Barn)が創業時の社屋だそう。
創業当時は、自転車ではなく、スリーピングバッグ、ギアバッグ、サイクルバッグなどを製造していて、翌1972年にはBugger(バガー)という子ども乗せキャリアカーがハードギアとして1号商品だったとのこと。(引用バイシクルクラブWEB)
1983年にはツーリング用の自転車を発表、同ブランドのバッグとのアッセンブルで出されていた。その後、キャノンデールの代表作とも言えるアルミ製のフレームを製造。アルミは鉄に比べて軽量に作れることから、ロードレースやMTBでも使われるようになった。キャノンデールと言えばCAADシリーズ(キャアドと呼ばれる。Cannondale Advanced Aluminum Designの略)が代表作で今も継続されている。
じつは、これはE-bikeです!!
そして、今回ご紹介するのはキャノンデール得意のアルミフレームで軽量に仕上げた小径自転車コンパクトネオだ。なんとE-bike。坂道もグイグイ進むパワーを持っている。20インチのホイールで2.35インチの太さのタイヤなので、未舗装路もなんのその。荷物満載でもしっかりとアシストしてくれる。日本の法律によって24km/hで最高速は決まっているものの、低速からグワッと前に出るトルクフルな強さがイイ。
E-bikeとしては異例の車重約18kg。見た目もさることながら、持ったときも電池が入っているとは思えない。画像のようにボトルケージが付いているダウンチューブの中にある。E-bikeに見えなければ盗まれる可能性も低くなり、坂道でも涼しい顔をしてロードバイクを抜かすことができるので、なかなかのコミューターだ。
このフレームの根元に充電コードが付けられる穴があり、家庭用コンセントで簡単に充電可。バッテリーの容量は250Wh。最大で60km走行可能なので、通勤先や通学先で充電しておけば、往復120km走行できる。頼もしい!
サイズがワンサイズだが、あらゆる身長に対応
小径車の良いところは、老若男女、身長を気にせずともフリーサイズで乗れる点。フレームサイズは変えられないが、サドルの高さが134cmから185cmの身長まで対応しているので、ご夫婦やカップル、中学生くらいのお子様でも乗ることができる。つまり、1台あれば家族全員でシェア可。スタイリッシュなルックスなので、どんなファッションにも合わせやすい。また小回りがきくので、入り組んだ小道でも簡単に切り返せるのもイイ。
リアキャリアは耐荷重が25kgと超優秀。幅が約23cmなので、コードなどがあれば色々な物を積めるので、キャンプツーリングも十分。さらに、パニアバッグやキャリアバッグを取り付ければ、お買い物号としてもユーティリティプレーヤー。ペットボトルの水や牛乳パックのような重たい買い物の時には電動の力が役に立つ。
挟み込めるバンドも付いているので雑誌なども容易に積載。リアライトはE-bikeの電気が通っているので光り、夜間も安心して走行できる。
僕のバイクはキャンプやピクニックができるようにフロントラックを装着させたが、フロントフォークにはダボ穴が開いているので、ボトルケージやラックなどを増設できる。フロントライト、泥除けは標準装備。前後ディスクブレーキなので、全天候で制動力も高い。満載にしたときもピタっと止まる。
ハンドル幅も広めなので運転もカンタン。E-bikeビギナー、スポーツが苦手な人でも扱いやすくなっている。
こちらのCompact Neoは家の中に保管することも考えているため、ペダルがワンタッチで折りたため、ハンドルも簡単に曲げられるのもいい。家の中でも駐輪場でも収納場所にも困らない。スイッチひとつで変えられるパワーモードは、ロー、ミディアム、ハイの3つ。都内であれば急坂でもミディアムモードでガンガン登るので、山道でしかハイモードを使わなくても良さそう。
それだけでなくギアもあって、フロント1枚で、リアが8枚の8段変速付き。つまり電池が切れたとしても自転車としての機能があるということ。ママチャリと同じくらいの重さなのでアシストが無くてもわりと軽快。都内で流行っている極太タイヤのE-bikeで電池切れしたら、重たくて漕ぐのも大変だろう。
今後は電源ポートなどのインフラが整えばさらにE-bikeの需要が高まってくると思う。コンパクトネオで通勤、買い物、キャンプ、サイクリング、貴方の生活が一変するハズ!
Cannondale Compact Neo (コンパクトネオ)
価格 29万0000円
商品概要
重量:18kg
バッテリー:250Whバッテリー
パーツ類:折り畳みステム&ペダル
タイヤ:20インチ
ギア:8段変速
装備品:ラック(リアキャリアのみ)、前後ライト、フェンダー装備、スタンド
カラー スモークブラック、チョーク(マットホワイト)
ホームページ:https://www.cannondale.com
商品ページ:https://www.cannondale.com/ja-jp/bikes/electric/e-urban/compact-neo