LEDウォール等の最新技術を使い、異世界を表現する野心的なスーパー戦隊シリーズ『王様戦隊キングオージャー』! 今回は映画『王様戦隊キングオージャー アドベンチャー・ヘブン』の公開を記念してキャスト6名が集結! ここでは雑誌「フィギュア王」No.306(2023年7月26日発売)に掲載された記事から、映画に関するトピックをピックアップ!
写真/加藤文哉 文/大前京太郎(KOBUSHI)
<お気に入りのセリフ>
──各国の王様たちのキャラが立っていて、皆さんの演技にも熱が入っているのが伝わってきます。
一同◉ありがとうございます!
村上◉王様が誰かと触れ合うことで新たな一面が顔を覗かせる、といった作りになっているので、演じていて楽しいです。王様の組み合わせによっても変わるし、側近とのやりとりでも変わったりします。
──演じていて、お気に入りのセリフは?
酒井◉ギラのセリフは、喋っていてなんか気持ちいいなと思っています。「貴様の語る正義など、くだらん、つまらん、気に食わん!」とかです(笑)。先日、脚本家の高野水登さんとお話する機会があったんです。その喋っていて気持ちいい理由が七五調だから、ということを聞きました。リズムのあるセリフなので、喋りやすいというか。今回の映画にも出てくるので、楽しみにして頂けたらと思います。
渡辺◉印象に残っているのは第7話のセリフですね。「ひとりで何でも出来ッと思ってんのか! 俺の仲間はなァ、たとえ喧嘩の真っ最中でも、やべえ時には手ェ貸して、終わったらまた喧嘩する! そういうモンだろうが!」っていうのがあるんです。それって子供たちはもちろん、大人の方にも伝えたいことだなと思っています。
村上◉第3話に「わがままになればいいじゃない。あなたの望みは、誰でもない、あなたにしか叶えられない。夢も未来も、わがままから始まるの」っていうセリフがあるんですけど、メッセージ性があってものすごく好きなんです。
平川◉私は「リタ・カニスカはゆるがない」ですね。リタがよく口にする言葉ですが、そのセリフを言う度に身が引き締まると言いますか。自分の中で軸になっている言葉です。
佳久◉僕は「泥にまみれて手を汚す」っていうセリフがカグラギの本質を表していて好きなんですけど、個人的には「(声を張って)そんなことより!」って語気を荒げてデカい声で言う、そういうパワーで押し切る感じの言い回しが気に入ってます。
池田◉僕は、ジェラミーが自分で書いた予言の言葉です。「その昔、5人の英雄と、守護神キングオージャーがバグナラクを打ち倒し、人類を救った……」など、他にもたくさんあります。「何々だとさ……」という締めの言い回しも独特で好きです。
<圧倒的な臨場感を>
──では、映画の見どころをお願いします。
酒井◉ギラは、初代国王と出会います。どういう王様でありたいか、という覚悟を決めるシーンがあるので、そこに注目して見て下さい。
渡辺◉自分の過去と向き合って、今後どう生きていくのかを考える、という感じの話になります。誰にでも当てはまるテーマだと思うので、そういうカッコよさを子供たちに感じ取ってもらえたら嬉しいです。
村上◉ヒーローというものに焦点を当てたドラマになっているので、よりメッセージ性が強い作品になっていると思います。何かを守りたいという気持ちは、大人はもちろん、子供にだってありますから。
平川◉リタに関しては、テレビシリーズでは見せていない、新しい一面を見せるシーンがあります。今まで見てきて下さった方々こそ楽しんで頂けるのではないでしょうか。
池田◉映画は、死の国=ハーカバーカという場所が舞台なんです。王様は行けるけど、ジェラミーは行くことが出来ない。そこでどういう行動を取るのか、といった辺りがジェラミーの見せ場だと思います。
佳久◉スケールがテレビシリーズよりもパワーアップしています。映画ならではの圧倒的臨場感を楽しんで頂けたらと思います!
フィギュア王(No.306)では、
他にも各人のご当地自慢バトルトーク(!?)を展開。
ファンなら是非ともチェック!!
映画「ギーツ・キングオージャー」製作委員会
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