新型N-BOX見参！
イチ番売れている軽自動車、ホンダのN-BOXが8月3日に新型が発表され、2023年秋の発売予定になりました。N-BOXといえば、ミニバンの使い勝手を初めとする魅力をそのままな軽自動車として「ミニ•ミニバン」を基本コンセプトにしてきたクルマです。
それは初代、2代目へとつづき、今回発表された3代目もそれを受け継いでいます。そんな基本コンセプトを重視しているので狭い、小さいとネガなイメージの側面もある軽自動車の概念を超えた室内空間や快適さを持ち合わせ大ヒット街道を進んでいるモデルでもあります。
「超」キープコンセプトなデザインはN-BOXの証
さて、今回発表された3代目モデルもキープコンセプトです。特にエクステリアはその傾向が強く、むしろ「変わらない」ことを全面に打ち出している感もあります。しかしデザインを担当した小向氏によると「変わらない、と進化しませんのでN-BOXらしさを最初から考えてデザインしています」とのこと。つまりN-BOXっぽく見えることに重点があるようです。
ちなみにN-BOXはボディとガラスの比率にこだわりがあるといいます。それはミニバンと同じようなモノにしていて、どっしりと構えるボディを優先的に見えるようになっているそうです。ボディよりもキャビンを大きく見せるようなデザインはあえて採用していないといいます。
なるほど、確かに隣にミニバンが停まっていても雰囲気は負けていません。また実際にクルマの作りはどうかと、いいますと基本骨格は2代目と共通で、しかもフロントガラス、ドアガラスも共通ということなので、キープコンセプト感がより強く感じるモノになっているようです。
個性でショーブ！ カスタム&ファッション
新型もN-BOX、N-BOXカスタム（以下カスタム）の2本立ては変わりません。前者は丸穴デザインのフロントグリルや人の瞳を思わせるヘッドライトを使いシンプルさと親しみやすさを感じるように。またボディ随所にオフホワイトのアクセントを採用した「ファッションスタイル」も新たに設定されています。
そしてカスタムは立体感のある緻密な造形のグリルや横一文字が特長的なフロントのライト、高効率、高配光制御が可能なホンダ初採用のダイレクトプロジェクション式LEDヘッドライトが大きなポイントです。もちろん専用のエアロデザインは新型も健在で存在感を高めています。
室内もひろびろ〜
室内は先代から受け継がれた直線基調のデザイン。ダッシュボートは通常のモデルではコルク調を採用、カスタムはストーン調の意匠を使うことで個性を出しています。注目はホンダの軽自動車としては初採用の7インチTFT液晶メーターです。
視認性に優れているだけでなく、分かりやすいモノに。居住性も向上していて、ショルダールームは前席で5mm拡大。後席はなんと55mmも広くなっています。また好評だった助手席のグローブボックスは容量が2倍になる太っ腹なのです。
今回はエンジンの仕様や燃費情報などグレードや価格の発表はありませんでしたが、先行予約は受付中ということです（8月15日現在）。
ホンダ
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