SNSにメール、決済、ゲームなど多目的で使うスマートフォン。いまや財布以上にスマートフォンを持ち歩かないシーンはない。そんなふうにスマートフォンが欠かせなくなった現代に置いて、大切なのが電源の確保だ。移動中に音楽を聞いたり、動画を見たり、スマホゲーム、SNSを使っていると、スマートフォンのバッテリーは驚くようなスピードで減っていく。
このため、長時間の外出時にはモバイルバッテリーや、電源アダプターが欠かせないのだ。カフェやファーストフードにコンセントがあれば、短時間でも充電。また、本当に少なくなったら、カバンの中のモバイルバッテリーに繋いだ状態でスマートフォンを使うことになる。
今、スマートフォンのヘビーユーザーやデジタルガジェット好きの間で注目を集めているのが、モバイルバッテリーと電源アダプターが一体化したアンカーの「Anker PowerCore Fusion 10000」だ。
本体サイズは約W82×D82×H35mmで、iPhone12を2回充電できる約10000mAhのバッテリーを内蔵。1、2日の外出なら十分に使える容量。かばんに電源アダプターとモバイルバッテリーの両方を入れる必要がないのが嬉しい。
USB Type-AとC端子をそれぞれ1つずつ搭載しており、Type-C端子は20W出力に対応。スマートフォンを素早く充電することができる。また、iPadなど、高い電力を求めるガジェットの充電にも対応している。プロジェクターやノートパソコンのような高電力を求める製品ではやや力不足だが、スマホ、タブレットなら問題ない。なお、USB Type-AとC端子の両方にガジェットを接続して同時に充電することも可能だが、その場合は15W出力となる。
本体をコンセントに挿すとバッテリーへの充電がスタート。約4時間で満充電できる。この状態でスマートフォンなどを接続すると、バッテリーではなく、スマートフォンが優先的に充電される仕組みだ。高電力で充電できるので充電スピードも早かった。
移動中などはモバイルバッテリーとしてスマートフォンにつないで充電し、カフェなどに入ったときはコンセントに接続する。スマートフォンのバッテリーがいっぱいになったら、「Anker PowerCore Fusion 10000」のバッテリーが充電できる。
また、寝るときに「Anker PowerCore Fusion 10000」経由でスマートフォンを充電しておけばどちらも満充電できる。
モバイルバッテリーとUSB ACタップを両方持ち歩く必要がなく、また、外出先でモバイルバッテリーが充電されていないことに気づくといったミスもない。また、コンセントから充電できるチャンスを逃さないのもポイントだ。もちろん、10000mAhの大容量バッテリーを内蔵しているので、質量は約248gとそれなりに重い点には注意が必要だ。
それでも「Anker PowerCore Fusion 10000」を、カバンに入れておけば、スマートフォンの充電に困らない。