目次
【１】プラスαの機能で多才カバン
ASTERISK
THULE
Ballistic Spirit

【２】見目麗しいハイデザイン
UCON ACROBATICS
SONNE

【３】強度を極めるトートバッグ
森野帆布
CAMUS CRAFT

【４】デイリー、出張どんとこい！大収納に自信アリ
SQÜALO WORKS
BERMAS
P.I.D

【１】プラスαの機能で多才カバン

ASTERISK＜アステリスク＞

CROSS-SCENE　Met Ruck　価格2万2000円

収納式ネットが使い勝手抜群！

仕事寄りのバッグから離れ、ライフスタイルに寄りそう自由なスタイルをコンセプトとするエンドー鞄の新ブランド“アステリスク”。その第1弾商品として登場した『メットリュック』はその名のとおり、自転車用ヘルメットなどが固定できるリュックだが、下部のポケットに収納式ネットを備えているというから驚き。ビジネスリュックとしては珍しい付加価値の高い機能は、自転車通勤者ならずともうれしいポイントになりそうだ。それでいて、オン・オフの二刀流も難なくこなす最新トレンドを汲んだシンプルなデザインや、ＰＣ・タブレット・小物が収納可能なポケットもシンプルかつ効率よく配置されているのだから、使い勝手の良さも想像に難くないだろう。
（問）エンドー鞄　https://www.bagworld.co.jp

THULE＜スーリー＞

スーリークロスオーバー　バックパック 32ℓ リバイバル　価格2万1450円

原点にして人気の名作バッグが復刻！

『スーリークロスオーバー』といえば、大ヒットしたベストセラー。2021年に生産終了していたが、ユーザーの熱い要望に応えて、ついに復刻！日本のニーズを反映してデザインや機能性がブラッシュアップされた。まずロゴが小型化され、カラーもブラックに。引手もブルーからブラックへ変更され、よりスタイリッシュなデザインとなった。背面側の荷室にはノートＰＣやタブレットを収納。前部にはスマホやアイウェアを保護するセミハード成型のセーフゾーンポケット、両サイドにはボトルポケットを備えており、使い勝手も抜群。大容量なのでビジネスをはじめ、自転車通勤、アクティビティなどで大活躍しそう。クラシックなのに新しいバックパックだ。
（問）ゼット　https://www.thule.com/ja-jp/

Ballistic Spirit＜バリスティックスピリット＞

AGSリュック Travel pack M　価格2万2000円

唯一無二の画期的なAGSを体感せよ

“ＰＣが入る”、“衣類が入る”など、働く鞄の要件はしっかりと満たしつつ背負ったときの体感重量や身体への負担を軽減するＡＧＳ（アンチ・グラビティ・システム）が最大の特長となる『トラベルパックＭ』。バネの原理を応用したサスペンション構造を採用したＡＧＳは、歩行時にショルダーストラップ全体が上下に弾むことで肩や腰への負担を軽減。実際にＡＧＳありの場合は、約30％の疲労軽減も実証されているほど。加えて、背中と接する部分には常に正しい姿勢を維持する、通気性とクッション性を兼備した軽量・立体ＥＶＡパネル構造を採用。このように、背負うことにして徹底的にこだわったギミックの数々も男ゴコロをくすぐってやまない
（問）ロジェールジャパン　https://lojel.co.jp/

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【２】見目麗しいハイデザイン

UCON ACROBATICS＜ユーコンアクロバティックス＞

ヤスパーミディアムバックパック　価格1万9800円

ミニマルだからこそ熟慮されたモノを！

ドイツ・ベルリン発信のユーコンアクロバティックスは、“ミニマルなデザインと最小限の排出”をコンセプトとする。確かにデザインは大胆に削ぎ落とされたシンプルさが印象的だが、フロントの大きなポケットや内装など日常の使用に十分な設計となっていて、サイドに配されたファスナーでスマートに扱うための配慮も効いている。ソフトな感触とエレガントさを感じさせるメイン素材はヴィーガン・テックを採用し、サステナブル。もちろん防水加工で、雨でも安心、手入れも簡単だ。ベルト調整で容量に対応できるトップ開口部、モノの出し入れを容易にするサイドのファスナー、ＰＣなどビジネスニーズにもしっかり対応する内装など、その佇まいとともに魅力を語りかけてくる。
（問）ウエニ貿易　https://ucon-acrobatics.jp/

SONNE＜ゾンネ＞

トリムSOSL001-バックパック　価格2万3100円

装着感にこだわった都市型バックパック

TRIM――（余分な部分を）切り取って揃える、という意をもつ単語を冠するゾンネの定番コレクション。すっきりとしたヴィジュアル、ミニマルな雰囲気は、まさに機能を追求した結果生まれるデザインの典型だ。シリーズの最大の特長は考え抜かれたショルダーストラップの形状と構造にある。ストラップにクッションを入れ肩に負担をかけない発想はよくあるが、トリムでは2枚のナイロンを重ねたうえ、計算された形状を用いることにより、肩への接地面を薄く、広くとることができる。これにより荷重分散され、本体の重量を感じさせない工夫が図られているのだ。またこのストラップデザインにより、スーツやウール、サテン系の服への負荷も軽減され、毛玉やテカリを起こしにくくなっている。そのフィット感は他製品では得られないもので、特にビジネスユースなど毎日使いで真価を発揮するだろう。またジェンダーレスで使えるシンプルな意匠ながら、重層的な収納スペースを搭載し、モノの出し入れにストレスを感じさせないアイデアをしっかりと感じとれる点も特筆しておきたい。
（問）ウエニ貿易　https://sonne.jp/f/online

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【３】強度を極めるトートバッグ

森野帆布＜もりのはんぷ＞

森野帆布　SF-0701マルチウェイトート　価格2万7500円

マルチウェイトートの新提案

タフな艦船帆布とシャックルのアクセントで人気の森野帆布から、注目の新作が登場。長・短ハンドルを装備する独自発想の「マルチウェイトート」をベースとするこの新作は、前・背面に３㎜厚クッション材、底面にはさらに1.5㎜厚板を内装し、メーカー自ら「森野帆布史上最強の護り仕様」を謳うタフネス仕様である。従来の森野帆布製品とは異なり、シャックルは側面にさりげなく配置。ロゴも含めオールブラックでまとめられたデザインからは、落ち着きや風格すら漂う。収納力、持ちやすさ、タフネス……新しい森野帆布鞄は、君が手にするのを待っている！
（問）アクト　https://act-bag.com/morino/

CAMUS CRAFT＜カミュクラフト＞

レジスト　トートバッグ　86004 　価格２万6400円

“鞄はやっぱりトートじゃなきゃ”派注目！

ビジネスシーンでリュックではなくピシッとした一線を画したい、となればやはり主役はトートバッグだ。カミュクラフトの新作トートは大容量で、ビジネス出張にも対応、肩掛けベルトがついた2ＷＡＹ仕様。特筆すべきは耐水圧1万ミリ以上の10号帆布（PVCコーティング）を主体とし、内部への水の侵入を防ぐため、開口部両端に備えられた雨よけ蓋と止水ファスナーで、強力な雨天シフトが施されている点。急な雨の多い昨今、頼れるスペックだ。また底部は1680デニールの強固なナイロンを用いて、床置きへの耐性を確保するなど工夫は随所に。立体的なカットが入ったデザインもやり過ぎず、大人の普段使いを想定した遊び心となっている。
（問）水野鞄店　https://www.mizuno-bag.com/

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【４】デイリー、出張どんとこい！大収納に自信アリ

SQÜALO WORKS＜スクアーロワークス＞

スクアーロワークス　3WAY BAG（No.SW-CT001）　価格1万1880円

これぞナットクのハイコスパ！

デビューから5年。「シンプル＆ファンクション」を掲げハンズでも確実にファンを増やし続けるスクアーロワークス。その最大の魅力はトレンドのデザイン、使い勝手を兼ね備えつつ、手に取りやすい価格を実現したこと。「ＯＥＭで多くの経験を積んでいるリアルファクトリーだからできる価格設定と言えます」と同社代表の蜷川雅美さんも胸を張る。明るいグレーはブラック一辺倒のビズバッグにあってとても新鮮に映るではないか。スーツケースのように大きく開く中央収納と多数のポケットを使い分ければ収納力はバツグン！ばんばん入れてがんがん運ぶ。そんな男たちに（お得に！）使い倒していただきたい一本、それが「スクアーロワークス」だ。
（問）リアルファクトリー　https://realfactorystore.com/

BERMAS＜バーマス＞

BAUER GEHEN キャリングバッグ　価格2万8600円

出張時のミニマム化を実現！

大容量・堅牢・シンプルなデザインの三拍子が揃ったバーマスの新作は“らしさ”を進化させ、キャリーレスの出張スタイルを実現したことが最大の魅力。その特筆点は前面側のメインルームで、メッシュパネルを採用したポケットを左側に、靴・下着などが収納できるフリースペースを右側に設けて効率的な衣類収納レイアウトを徹底追求。仕事道具の収納は前面ポケットや背面側メインルームだけでも事足りるため、1泊2日の出張や旅行ならスーツケースなしでＯＫというわけだ。また、本体生地には水・傷・汚れに強いＴＰＵコーティングを施した610Ｄコーデュラポリエステルを採用。まさに、質実剛健なバーマスらしい一品といえるだろう。
（問）衣川産業　https://www.bermas.co.jp/

P.I.D＜ピー・アイ・ディ＞

PAK301　価格1万7600円

PAK302　価格1万8700円

まるでスーツケースな一本二役！

1993年に誕生したロワードの看板ブランド「P.I.D」から新シリーズ「Trabi＝トラビ」が届けられた。「トラビ」とは「トラベル＋ビジネス」からの造語で、通勤、出張、さらに旅行にも活用できる「一本二役」（以上か⁉）のバッグである。設計上の特長はふたつ。まず中央から大きく開き、さながらスーツケースのように使える大収納室と、容量を増やせるエクスパンダブル仕様であることだ。特にセンター収納を開いた姿はまるでスーツケースそのもので、密閉型ファスナータイプ仕切りや固定バンドを備えることにより、移動時でも荷崩れがしにくい。リュック型、手持ち型ともマルチウェイ設計ゆえ、ＴＰＯによる使い分けは容易だ。効率的な収納、シックなフォルム、軽さと環境性にこだわった素材使いなど、いくつもの魅力をもつ「トラビ」に、明日からのオン・オフを任せてみないか。
（問）ロワード　https://www.loward-store.com/

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写真／渡辺秀一　文／モノ・マガジン編集部