ツインバードは新潟県燕三条に本社・工場をもつ、1951年創業(前身はメッキを主体とする「野水電化被膜工業所」)の家電メーカーだ。一般の家電メーカーとは違い、商品の企画開発から生産、販売まで行う会社だ。その製品には燕三条の金属加工技術が惜しみなく投入され、職人の技が光る逸品を創り出している。
社名の由来は「一対の鳥」。商品を購入するユーザーと商品を創るツインバードスタッフが常に一対の鳥と考えたい、そんな想いがあるのだ。そんな技術の匠「ツインバード」と、珈琲界の匠「田口護氏」が全自動コーヒーメーカーを世に送り出している!! 一体どんな贅沢な一杯なのか?!東京本社ショールームに突撃取材したぞ!!
田口護氏のドリップを目指した全自動コーヒーメーカー
世界の珈琲ドリッパー、カフェ・バッハ田口護氏が生み出した「システム珈琲学」。生豆の選定に始まり、焙煎、湯温、ドリップ、珈琲抽出までをシステムとして考える。数字化することによりドリッパーの経験や勘で入れる珈琲に一石を投じている。そのデータが本体に投入されているのだ。
「匠の一杯」用意するものはこれだけ!!
さすが全自動コーヒーメーカー。用意する物は、本体、水・コーヒー豆、ドリッパー、サーバー、紙フィルター、カップ&ソーサーのみだ。果たしてどんな一杯が抽出されるのか…。
実はこの全自動コーヒーメーカーは……
「楽天市場」マーケティング部
小野詩織さん
この全自動コーヒーメーカーは、「楽天市場」約150万点(※1)の商品の中から、2024新生活トレンド予測商品に選出された「令和タイパ(※2)」商品でもあるのだ!!
※1「楽天市場」の「家電」「インテリア」「キッチン用品・食器・調理器具」などの全7カテゴリにおいて商品名に「新生活」と記載のある商品点数。2024年1月末時点。
※2 タイムパフォーマンス(time performance)の略で、「かけた時間に対する成果」
至福を目指し、本体設定準備だ
本体TOPにある豆の粗さを調節するミルダイヤルと本体フロントにある抽出温度を設定する。客観的に設定・使えるのが便利だ。カフェ・バッハが年月をかけて極めた83℃と90℃の抽出温度。83℃はバランスのいい味わい、90℃ではしっかりとした味と苦みが楽しめるのだ。初心者でも美味しい1杯を楽しめるように、抽出温度はこの2設定しかないのだ!!
コーヒーを淹れる!
本体上部に用意されている開口部に、豆と水を入れメインスイッチを入れれば作業は終了だ。珈琲のいい香りがしてきたら挽きが始まっているぞ!!
珈琲を楽しめる「空間」
本体とコーヒードリッパーの隙間は、視覚(挽きたての豆・ドリップ)・嗅覚(コーヒー淹れ立ての香り)・聴覚(ミルで挽くコーヒー豆の音)で楽しめる設計になっている。メインスイッチをオンにしてから数分、挽きたてのコーヒー豆がドリップに!!適温になったお湯が、匠の手技を再現する6方向シャワードリップされる。
ミルの刃は燕三条の技術
一般的に豆を挽く手法は①「プロペラ式」プロペラの刃を回転させて豆を粉砕する手法。②「臼式」臼をかみ合わせて豆をすり潰す手法。③「コニカル式」固定された刃と回転する円錐状の刃で粉砕する手法の3タイプがある。この製品は②の臼式が採用されてあるのだ。臼式は豆を挽く回転時に摩擦熱が抑えられる利点がある。これにより豆の味・香りが飛びにくくなるのだ。そして面白いところは、臼を縦にセッティングしていることだ。中央のドリル上のパーツで豆を整列させ臼に流し込んでいる。通常床面に対して水平の構造(重力に逆らわない)が一般的だが、限られた本体スペースの中で稼働させる、この形状にもこだわりがあるのだ!!
至福の珈琲であ~、幸せ!
少ない操作設定で、味、香りがいい挽きたての一杯。酸味、苦みのバランスが絶妙だ!! 今回は特別に「匠ブランジェトースター」で、冷凍クロワッサンを焼いて付け合わせしてもらったぞ。冷凍とは思えない焼きたてのクロワッサン。やはり珈琲との相性は抜群だ!!令和のタイパ商品に選ばれる納得する製品だ!!
表面を焦がさず、中までアツアツに焼ける「冷凍パンモード搭載」。時間温度設定なしセンサー自動制御だ。
TWINBIRD
マーケティング部
小林 由希奈さん
匠を知る匠、製品の事なら小林さん。今後もツインバードはチェックだ!!
TWINBIRD 全自動コーヒーメーカー スペック(6杯用)
製品寸法: | 幅約160㎜ 奥行約335㎜ 高さ約425㎜ |
製品質量: | 約4.5㎏(製品のみ) |
電源: | AC100V 50-60Hz |
消費電力: | 800W |
最大容量: | 900ml(6カップ) |