イタリア料理の講師を務めるマッテオ・インゼオさんが、簡単にできて美味しいイタリア料理を、毎月1品紹介してくれるこのコーナー! 今回は、初夏らしい爽やかな一品、「Scaloppine all’ arancia(オレンジ風味のスカロッピーネ)」をご紹介! マッテオさんと一緒に楽しく作ってみよう!
春から夏にかけて暑さが増すこの季節に、マッテオさんがお勧めしてくれたのは、イタリアの家庭料理の定番メニューである、鶏肉を使った「オレンジ風味のスカロッピーネ」。「Scaloppine(スカロッピーネ)」は、イタリア語で小さな肉の薄切りを意味し、今回はムニエル料理を教わりました。
鶏のささみ肉を使用し、両面に小麦粉をまぶし、焼き目がつくまで焼いたら、ブランデーで風味付けをし、オレンジ果汁を加えて焼き上げます。
使用するフライパンは、創業から130年以上の老舗「バッラリーニ」の深型フライパン「トリノ」です。耐摩耗性に優れた5層のコーティングを施し、焦げ付きにくく使いやすいのが特長です。V字型のステイクールハンドルデザインで、ハンドルが熱くなりにくく快適に調理でき、ムニエルにも最適です!
「スカロッピーネは、イタリアでお母さんがよく作ってくれた僕の好物です。使用する肉は、鶏、豚、牛肉といずれを使用しても美味しくでき、肉に小麦粉をまぶすことで、とろみが出て柔らかく焼き上がります。オレンジのかわりに、レモンを入れても美味しくできますよ!」と、教えてくれたマッテオさん。
柑橘の清々しい香りを楽しむことができるスカロッピーネは、さっぱりとした風味で、とってもヘルシー! シンプルで簡単に作ることができるので、是非トライしてみよう!
※毎月2日発売の「モノ・マガジン情報号」で連載開始!
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Matteo Inzeo(マッテオ・インゼオ)さん
1976年生まれ、ラツィオ州ラティーナ出身。ローマ大学日本語・日本文学科卒業。2003年より東京でイタリア語教師として活躍。2005年よりNHK TV、NHKラジオに出演。趣味は外国語学習、ファッション、読書、料理などで、空手初段、フィギュアスケート1級。
マッテオ・インゼオ
instagram.com/matteoinzeo
ベリタリア イタリア語・文化教室
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