草野球などのスポーツ、キャンプなどのアウトドアの泥汚れの救世主! ファッションモデル山下晃和の偏愛モノ図鑑98

Kari&co ミルク洗剤 1kg

東京都心にある野球グラウンドは、人工芝が増えつつあり、土エリアが減ってきているものの、河川敷などのグラウンドは未だに土の部分が多い。うって変わって、小、中、高校野球では学校の校庭など砂、土のグラウンドがほとんど。子どもも大人も、激しい走塁をしてヒーローになって喜んでいるのは束の間、家に帰ったら、大変な洗濯が待っている。アマチュアプレーヤーは皆そうなのだ。そんな球児のお母さんお父さんや、草野球おじさん(またはその奥さん)の救世主がこちらの泥汚れ専用のKari&Coのミルク洗剤。今回はこちらの偏愛っぷりを語りたい。

※Kari&Coのミルク洗剤は飲食物ではありません。

私は、Kari&Co(カリーアンドコー)のミルク洗剤を愛している。なぜこれほどまでに惚れ込んだのか?

牛乳のように衣類を真っ白に!

ミルク洗剤は、栃木県大田原市で生まれた泥専用の洗剤である。パッケージにはmade in NASUという文字が入っている。野球というスポーツは、内野と外野があって、内野は土である場合が多い。野球は、打者がダイアモンドと呼ばれるベースを蹴って次に進み、最終的にホームベースに帰ってくると得点となるスポーツだ。日本語では前述のとおり野球。中国語では棒球だが、ベースボールという英語から考えると、本来は「塁球」と書くのが正しいと思っているのは僕だけではないはずだ。そのベースが置かれている4箇所は土もしくは泥である場合がほとんど。(世田谷公園など、一部のグラウンドでは人工芝になっているグラウンドもあるが)

そこを目掛けて走っていく時に、スライディングをすることで足を早くベースに到達させるとともにベースから足が離れないようにストップさせるため、とにかく汚れるのである。このスライディングという行為は、膝から下の白いユニフォームをまるで茶色い絵の具で染めたような見た目になってしまう。プレーヤーにとって走塁を頑張った証となるのは間違いない。

ドロドロにユニフォームが汚れれば汚れるほど、活躍した選手となり、その日のヒーローとなる可能性が高いのだが、家に帰って、洗濯機の前で泥汚れにまみれたユニフォームを冷静になって眺めると絶望するのである。

つけ置き30分で信じられないほど落ちている

ここからは順を追って、説明したい。まずは、なるべく早く洗濯に取り掛かるようにすること。洗い物が少ないから翌日に持ち越しにはしないようにしたい。泥汚れが癒着してしまうからだ。

次に、靴磨き用のブラシや、以前紹介したヒルブラシで表面の泥を落としておく。入念にガシガシ落とすというよりは、軽めにブラッシングする程度でいい。こちらのミルク洗剤は、界面活性剤、リン酸塩、漂白剤、再汚染防止剤、酵素、蛍光増白剤が成分となっているが、色物もOKと書いてある。湿気には弱い粉状なので、なるべく涼しげなところに置いておきたい。

洗面器や洗濯桶などがあればそれらを用意し、無ければ洗面台にお湯を入れる(40℃から50℃)。そこに付属のスプーン30gを入れて、よくかき混ぜて溶かす。僕は、夏場だったので41度のシャワー設定のまま入れて、約1時間つけおきした。

つけおき時間は、30分から60分で、汚れがひどい場合はつけおき時間をさらに長くしてもOKとのこと。

ちなみに従来であれば、お湯を張った洗面台にお湯を溜めて、そこで洗濯石けんを膝の汚れている部分に塗り込んで、シリコン製の洗濯板でガシガシと擦る。その後、すすぎをして、再度、お湯を張って、洗濯石けんを塗り込んで……。これを何度か繰り返す。これだけで時間がめちゃくちゃかかるのだ。疲労困憊。

一方、ミルク洗剤は、何も擦ることなく、つけおき洗いしたあとに、軽くすすいで、絞る。この時に、手がぬるぬるし、アルカリ性の感覚があったので、これが汚れを落としてくれる成分だと感じた。なお、手についた洗剤はしっかりハンドソープで洗って、ハンドクリームを付けておこう。

その時点で、かなりキレイになっていたが、いつもどおりユニフォームを洗濯機へドボンと入れて、粉洗剤を入れるところに再びミルク洗剤を適量投入。あとは洗濯機を回すだけ。僕は洗い6分、注ぎ2回、脱水7分でセッティング。するとビックリ!

洗濯機に回した後は、いつも通りに日の当たるところに干して、約6時間ほどで取り込んだところ信じられないほど真っ白に!擦り洗いナシでここまで落ちるのはなかなかである。

泥汚れに強い洗濯洗剤なので、野球の泥に限らず、農作業をする人、キャンプや登山やマウンテンバイクなどアウトドアを楽しむ方にもピッタリだ。一つ言うと、1kgはかなり大きいので、できれば半分くらいのサイズであると嬉しい。(他には、2kgや20kgという大容量がある)小さいほうが家のインテリアとしても良いからだ。

とはいえ、手間が省けて、簡単に綺麗にできるミルク洗剤は、球児のお母さんやお父さん、草野球おじさんには強い味方になるだろう!

Kari&co ミルク洗剤 1kg


価格:1870円
スペック 
【容量】1kg
【箱のサイズ】横10cm×縦10cm×高さ22cm
【品名】洗濯用合成洗剤
【用途】綿・麻・合成繊維用
【液性】弱アルカリ性
【成分】界面活性剤(15%、アルファオレフィンスルホン酸ナトリウム、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル)、リン酸塩(P2O5として43%)、漂白剤(酵素系)、再汚染防止剤、蛍光増白剤
【原産国】 日本製(Born in NASU)

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  • 本業はファッションモデル(タイクーンエージェンシー)。自転車、バイク、クルマで旅をしながら旅の素晴らしさや旅に最適なアイテムを紹介するトラベルライターとしても活動。地方自治体サイクルマップやWEBで連載ページを持つ。 趣味は、旅行、キャンプ、草野球、オフロードバイク、自転車全般(ロードバイク、MTB、ランドナー、小径車)、トライアスロン、トレイルランニング、登山、パックラフト、サーフィン、スニーカー収集、NEWERAキャップ収集、ウエイトトレーニング、読書、インドカレーの食べ歩き、MLB観戦など。  スポーツトレーナーの資格はNASM-PES、小型船舶一級免許、小型特殊船舶免許、大型自動二輪免許、JCTA認定自転車ツアーガイドなどを持つ資格マニアという一面も。かつて、海外30か国以上を自転車で旅したこともある放浪癖あり。好きなファブリックはキューベン、好きな金属はスカンジウム、好きな筋肉は三角筋。20代の頃は某アウトドアショップでバイトをしていた経験も。
  • http://akikazoo.net

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