「着る道具」とも「身にまとうランクル」とも呼ばれる(本当か?)アウトドアベスト。ウエアであり、ツールでもあるこのベストがいまアツい! そのオリジンと言うべきコロンビアに誕生の背景を取材した!


アウトドアシーズン真っ盛りの今、釣りにキャンプにマリンスポーツに、外遊びを思いきり楽しむなら、両手がフリーになって自由に遊べるベストが最適! ということで、モノにこだわるモノマガが、収納力に優れ、多機能なベストの中のベストに大注目! 本稿ではアウトドアの歴史と共に歩み、マスターピースとよばれる、コロンビアのフィッシングベストに注目してみよう!

写真/熊谷義久 文/モノ・マガジン編集部

1938年にアメリカで創業したコロンビアを代表する名品といえば、マルチポケットフィッシングベストだ。コロンビアの社長を務めた、ガート・ボイル氏が、当時はまだ主婦であった1960年に夫と友人のために作った一着のベストが製品化され、時を超えて多くの人々に愛されるロングセラーとなったのだ。この事実から、徹底してユーザー目線に立ち、アウトドアでリアルに機能する「ギア」としての服作りを続けてきた、コロンビアの姿勢を深く理解することができる。

今日に至るまで進化を遂げているフィッシングベストであるが、現在は、釣りをする上で機能性を一着に凝縮した「PFG」ラインのフィッシングベスト「ヘンリーズフォーク V ベスト」を始め、日常にも馴染むマットな質感とトレンド感のあるリラックスフィットを採用した「ゴールドクリークベスト」、豊富なポケット配置で、細かいギアの小分け収納にも便利な、トレラン用ベスト「コロンビアモントレイルトランスアルプス7Lベスト」など多様なモデルをラインナップし、幅広いユーザーのニーズに応えている。

これがコロンビア・ベストのど真ん中。
フィッシングからタウンまで活躍するクラシカルモデル!

コロンビア スポーツウェア ジャパン マーケティング部/内藤教之さん
2009年に入社しPRとして携わり、広告や制作物をメインに手掛ける。「コロンビアのベストが生きるのが、やはりアウトドアの真髄ともいえる渓流釣りです。ずっと残ってほしいカテゴリーです」と話す内藤さん。

「1980年代に生まれた、インターチェンジシステムや独自開発のテクノロジーなど、“世の中にないモノを新しく作る”という姿勢が、ブランドの原点といえます。フィッシングベストは、オールシーズン着ることができて、様々なフィールドで使える機能的なベストです。ドアのすぐ先にフィールドが広がる、アメリカならではの成り立ちです」と語るのは、PRを担当する内藤教之さん。“ギアとしてのウエア”であるフィッシングベストは、アメリカの雄大な自然が育んだブランドの真髄といえる。

「さらに注目!」ファッション感覚で楽しめるコラボVEST

コロンビアスポーツウェアジャパン
0120-193-803

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  • モノ・マガジン&モノ・マガジンWEB編集長。 1970年生まれ。日本おもちゃ大賞審査員。バイク遍歴とかオーディオ遍歴とか書いてくと大変なことになるので割愛。昭和の団地好き。好きなバンドはイエローマジックオーケストラとグラスバレー。好きな映画は『1999年の夏休み』。WEB同様、モノ・マガジン編集部が日々更新しているFacebook記事も、シェア、いいね!をお願いします。@monomagazine1982 でみつけてね!

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