まるで履くアート! 至高の履き心地を持つメンズアンダーウェア ファッションモデル山下晃和の偏愛モノ図鑑99

STANCE SKIN DEEP アンダーウエア

メンズのアンダーウエアはわりとないがしろにされてきたように思う。ところが、10年くらい前にモデルの仕事をしたときに、履き心地やデザインに富んだアンダーウエアがたくさんリリースされて驚いたことを記憶している。今後はファッション性の高いモノが出てくるというメーカーの思惑が的中。多少値段が高くても、気持ちいいアンダーウエアに投資することは、人生のクオリティをグッと上げてくれる。そんな素晴らしい製品が、ソックスで人気のSTANCE(スタンスから登場! 今回はこちらの偏愛っぷりを語りたい)。

私は、STANCE(スタンス)のアンダーウエアSKIN DEEPを愛している。なぜこれほどまでに惚れ込んだのか?

ありきたりではつまらないという思想

2009年、アメリカのカリフォルニア州サンクレメンテで誕生したソックスブランド STANCE SOCKS – スタンス ソックス 。西海岸のカルチャーをルーツに靴下をキャンバスととらえ、数々の“魅せるソックス”をリリース。多彩なデザインと素材にこだわりぬいたプレミアムなフィット感、最先端技術を用いた履き心地の良さに定評があり、今や世界中で人気となっている。

現在は、独創的で大胆なデザインからシンプルなカジュアルソックスだけでなく、MLB (メジャーリーグベースボール)やNBA (ナショナルバスケットボールアソシエーション) のオフィシャルソックス、そして高機能パフォーマンスソックスなど、カジュアルからスポーツまで幅広いコレクションを展開。

2017年、今から7年前。僕が人生で初めて購入したスタンスソックスはこちら。当時、好きなMLBプレイヤーが数人履いているのを見たのがきっかけ。こちらは野球のゲーム用のハイソックスだが、普段からファッションとして着用している。

スタンスは、”Stitched Different™ ありきたりはつまらない”という言葉をスローガンに、ソックスを世界で最もエキサイティングなアクセサリーのひとつに変えた。当然のように扱われ、軽視、無視され、忘れ去られていた分野に目をつけた。見過ごされてきたアイテムに命を吹き込むことで、芸術と自己表現のムーブメントを巻き起こし、アスリートや、パフォーマーや、名だたる文化的インフルエンサーを引き寄せたのである。

外見も内面も個性的な美意識を持つことで「自信」を呼び覚ます

それから数年で、頭からつま先まで、アクティブな生活のためのフルラインナップアパレルへと拡大。ブランドの基礎となった技術革新、優れた快適性、新鮮で芸術的なデザインの大胆な組み合わせによって、世界40ヵ国以上の国々で愛されている。

スタンスを身にまとうことによって、外見も内面も刺激し、個性を表現することによって個性的な美意識を持ち、自信を持たせてくれる。

ホームページを見ると分かるが、本当にバリエーションに富んだデザイン、カラーがあり、ソックスがアート表現の場であるというフィロソフィーに納得できるだろう。

スペシャルボックスに入っていて、窓から見える柄がデザインされていてカッコイイ

僕が出会ったのは、2017年。メジャーリーグベースボールのプレイヤー達がド派手にデザインされたソックスを履いているのを見て、マネをしたくなったのがきっかけ。僕が好きなタンパベイレイズはアメリカでしか売っていないため、おそらくアメリカのフロリダで買ったものが最初だったと思う。野球の時に履いてもスネ部分が頑強で、スライディングをしても破れもヘタりもない。足のアーチサポートもあり、足裏のクッション性が高いので、フワフワして疲れない。そして、何よりスタンスのロゴマークが丸く付いているのがイカしていると思ったのだ。今回ご紹介するのはそのアンダーウエア。

グリーンとクリーム色のマーブルカラー。パンツのウエストバンドにも画像だと分かりにくいがSTANCEのエンボスマークが配置。

アンダーウエアの印象は頑強なソックスとは真逆で、柔らかくて触り心地がいいバターブレンドという素材。アイスランド産の海草とピマコットンをスタンス独自の比率でブレンドしたバターのように滑らかで柔らかな肌触りをもつオリジナル素材を採用しているとのこと。速乾性に優れるだけでなく、抗菌、防臭機能も備わっている。

内側には局部を入れられるホルスター内蔵ポーチを搭載していて、ホールド感が高いだけでなく、ムレや肌に引っ付く不快感が全くない。

男性の局部がシッカリと収まりやすいよう立体構造になっているだけでなく、ホルスター内臓ポーチを新搭載。貴方のバットもポジションをしっかりセンターにキープ!前開きも特徴的で、やや右上に配置、野球の右バッターに例えると外角高め。ウエストバンドは、ずれ落ちにくく、へたりにくいコアフレックス・ウエストバンドを採用。さらにフラットな縫い目で肌への刺激も抑えている。2枚の布地をただ単に切って貼り付けたアンダーウエアが多いが、それらはすべてサイド部分に縫い合わせができてしまう。ところがスタンスのアンダーウエアはサイドにシームがないので、外側の当たりが全くない。快適!

フィットネスジムでトレーニングをしても履いていないかのようにスムーズに動く。こちらはレッグプレスのマシンでの一コマ。大腿四頭筋にストレスがいっさい無い!

先ほどのバターブレンド素材、局部の立体構造、内蔵ポーチと計算された機能のため、運動をする時にも圧倒的に動きやすい。特にジムなどで下半身のトレーニングをしている時に顕著だった。ブルガリアンスクワット、レッグプレス、レッグエクステンションなどをしたときの動きにもまるでアンダーウエアを履いていないかのようにストレスフリー。通気性も抜群なので、汗による不快感もない。

これはスポーツ専用ではなく、カジュアルで履くためだが、デイリーユースで履けるので有難い。もちろん、抗菌消臭機能の効果も高いので旅にもアウトドアにもバッチリだ!

しいていえば、僕がSでピッタリなので今後は日本サイズの展開が待たれる。

ロゴマークはウエストバンドの後部にあった。

お尻からハムストリングにかけてもシームが無いのでとってもキレイに見える。また、スタンスソックスにもある丸いロゴマークが付いていないと思ったら、後ろのウエストバンドの部分にあった!おしゃれ!

豊富にある柄とカラー、そしてバターブレンドのとろけるような履き心地にきっと股間もお尻も大満足。極上のアンダーウエアとして太鼓判を押したいと思う。ギフトにも良いかも!

STANCE SKIN DEEP アンダーウエア


価格:4950円
スペック 
【構造】立体構造ボクサーブリーフ、前開き仕様
【素材】バターブレンド 66%レーヨン(モダール), 26%再生繊維(セルロース), 8%ポリウレタン
丈 6インチ(15cm)
【原産国】インドネシア製

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  • 本業はファッションモデル(タイクーンエージェンシー)。自転車、バイク、クルマで旅をしながら旅の素晴らしさや旅に最適なアイテムを紹介するトラベルライターとしても活動。地方自治体サイクルマップやWEBで連載ページを持つ。 趣味は、旅行、キャンプ、草野球、オフロードバイク、自転車全般(ロードバイク、MTB、ランドナー、小径車)、トライアスロン、トレイルランニング、登山、パックラフト、サーフィン、スニーカー収集、NEWERAキャップ収集、ウエイトトレーニング、読書、インドカレーの食べ歩き、MLB観戦など。  スポーツトレーナーの資格はNASM-PES、小型船舶一級免許、小型特殊船舶免許、大型自動二輪免許、JCTA認定自転車ツアーガイドなどを持つ資格マニアという一面も。かつて、海外30か国以上を自転車で旅したこともある放浪癖あり。好きなファブリックはキューベン、好きな金属はスカンジウム、好きな筋肉は三角筋。20代の頃は某アウトドアショップでバイトをしていた経験も。
  • http://akikazoo.net

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