1968年に登場した『人生ゲーム』。累計販売個数は1600万個を超える大ヒットボードゲームだ。これまで大きく分けてフラッグシップモデルの「スタンダード版」と、キャラクターコラボやトレンドイベントなどを取り入れた「テーマライン版」で展開しているが、今作は後者の歴代79作目となる『人生ゲームＦＩＲＥ（ファイヤー）』が10月19日に発売する。ふたつのルーレットを駆使しながらゲームを制し、億万長者を目指そう。
文／パンチ広沢
確率は50%！ 人生の明暗を分けるＦＩＲＥルーレットが激アツ！
『人生ゲームＦＩＲＥ』には通常のルーレットに加え、ふたつ目のＦＩＲＥルーレットを搭載しているのが今作の大きなポイントのひとつとなっている。
通常ルーレットの横についているのがFIREルーレット。いろいろな投資にチャレンジできる。
このＦＩＲＥルーレットは投資の成功・失敗を決定するためのルーレットだ。強火と出るか弱火と出るかでゲーム展開がガラリと変わる。
一方で、「推しの全国ツアーが決定！遠征のため1回休み」「仕事に燃えて業績アップ！ 200万円もらう」などの”情熱が燃え上がる”マスに止まると「ＦＩＲＥポイントカード」（FP）がもらえる。
FPのマークがあるマスに止まったらポイントが1つもらえる。
FPはランクアップ・転職・ＦＩＲＥルーレットの回し直しなど、ゲームを有利にすることができるので持っていると何かと役に立つ。最終的な所持数によって進めるゴールが決定し、しかもゴールは全部で３通りあるから何度でもゲームがしたくなる。
ドルから円へ、時代に合わせてゲームでも新紙幣が登場
2024年7月3日に新紙幣が発行されたことに合わせ、『人生ゲームＦＩＲＥ』でも新規デザインの紙幣が登場。スタンダード版『人生ゲーム』の紙幣は、1968年発売の初代モデルから引き継がれてきたデザインの「ドル」紙幣を基本としてきたが、今作では通貨の単位が「円」になった。
ゲーム内の新紙幣は1000万円から10万円の６種類。肖像画の人物は一体……!?
さらに、職業カードには新紙幣の肖像に採用された偉人たちが就いていた「農業家」「教師」「細菌学者」といった職業カードが登場する。カードを引くとFPが付与されるぞ。
実家が埼玉・深谷の豪農だった渋沢栄一、津田梅子は近代的な女子高等教育に尽力した人物だ。北里柴三郎は、破傷風菌抗毒素を発見し近代日本医学の父と呼ばれる。
「最近よく聞く」トレンドを押さえたマス目で盛り上がる
今注目すべきトレントワードや現象を盛り込んだマス目もゲームが盛り上がるポイントだ。たとえば「猫ミーム」、「デジタルデトックス」、「AI生成動画」、「平成ファッション」、「推し」、「よく眠れるパジャマ」、「ブレイキン」などが盛り込まれている。
『AI生成動画』や『ブレイキン』、『デジタルデトックス』など、近年のトレンドワードが続々登場。わからない言葉はこっそりググって時代に追いつこう！
何度でもやり直せるのが『人生ゲーム』の良いところ。家族や友人たちとプレイすれば盛り上がること間違いなし。せめてゲームの中だけでもＦＩＲＥを経験したいものだ。
『人生ゲームＦＩＲＥ』
| 【希望小売価格】 | 5500円（税込） |
| 【発売日】 | 2024年10月19日（土） |
| 【対象年齢】 | 6歳～ |
| 【プレイ人数】 | 2人～6人 |
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