約10分で眠らせる頭ほぐしが好評を呼び、現在も約71万人が予約待ちをしている日本初の頭ほぐし専門店『悟空のきもち』が開発したのは、なんと“うどん”! 睡眠の深さの研究を進める中で“入眠や睡眠中、起床後の爽快感どれをとっても「ふとん」より「うどん」が優れている”と考え、2019年に『布団すべてを否定するうどん』を発売。そして2024年、さらに改良を加えた『睡眠用うどんLite』をリリースした。
きっかけはたまたま食べたざるうどん。「このうどんに寝たい……」が原点に
白い棒状のふとんがまるでうどんのように見えるこの寝具。はじめは寝具メーカーから依頼を受け快眠ふとんの開発に取り組んでいたが、独自の睡眠メソッドには従来のふとんには合わず八方塞がりになっていたとか。
茹でたてのうどんを冷水でキリッとしめたざるうどん。これが寝具のヒントになった。
ところが、開発スタッフがたまたま食べたざるうどんで「寝たい!」という発想が生まれ、うどんの形状をした新しい形の寝具を開発するに至った。特に深い睡眠に必要な「深部体温」をいかに調整し、快眠できるようにすることも徹底的に研究。なおかつ、うどんのようなモチモチ触感も再現されている。
緊張感を表すβ波の減少からはじまり、リラックスを表すα波が上昇することが入眠速度に関係している。数値を見ると、被験者が『睡眠用うどん』によりスムーズな入眠ができているのがわかる。
自由な姿勢で朝まで爆睡。しかも丸ごと洗えて清潔だ
そして完成したのが『睡眠用うどんLite』。横の麺と縦の麺で構成され自由に連結して使うことができる。つまり、発想も形状も寝姿も超フリースタイルな寝具なのだ。腕だけ出したいor足だけ出したい人もお気に召すまま。実際に寝てみたが、掛け布団のように使用できるほか、麺はモチモチとしてほどよいコシがあるから枕として使ったり、何本かまとめてぎゅっと抱きしめたり、むくんだ足を乗せてみたりとさまざまな使い方ができる。もちろん朝まで爆睡さ!
麺を2本、3本抱きしめることで安心感が得られる「抱き枕モード」。
一般的な掛け布団のように使う「掛けうどんモード」。
横の麺を枕にした「エレガント包まれモード」。
興味を惹かれるのは決して目新しさだけでない。寝具としての機能性も高く、夏秋は同梱の薄いレースをかけることでタオルケットよりも涼しく、なおかつ適温を保つ。冬は『睡眠用うどんLite』の上に毛布をかけるだけで麺の隙間が高い防寒性能を発揮し、冬用掛け布団より温かいのだ。1年中これさえあれば良質な睡眠がとれそうだ。
部品を取り外し、麺1本から家庭の洗濯機で洗える。
さらに! 全ての麺は分解ができ自宅の洗濯機で手軽に洗えるからいつも清潔に保てるのもいいところ。毎晩寝るのが楽しみになる新しい形の寝具だ。
「睡眠用うどんLite」
サイズ: | 約110㎝×200㎝ |
素材: | ポリエステル100% |
製品重量: | 約4.4㎏ |