魔法びんのサーモスがアパレル小物ブランド「&ONDO」(アンドオンド)を新展開って何故ゆえ? とかなり謎なので(今は酷暑だけど!)取材してみました!

「&ONDO」と書いてアンドオンドと読む。そのココロは……とまるで謎かけみたいですが、実際、謎ではありますね。なんてったって、魔法びん/タンブラーでおなじみのサーモスがアパレル小物をハジメマシタというのですからね!

写真と文/モノ・マガジン編集部

「サーモス=保温、温かい、と連想するユーザーの期待に応えられるよう、このたび新サブブランドとして「&ONDO」を展開します。」とサーモス 社長室 ブランド戦略課 マネジャーの簑島久男さん。なるほど「温かさ」をキーにすればまったく縁のないジャンルとも言えないわけです。

サーモス 社長室 ブランド戦略課 マネジャーの簑島久男さん

商品企画は同社 マーケティング部 商品戦略室 企画2課 企画第2グループの山田恭平さんだ。

「2年程前にスポーツメーカーから転職した新参者ですが、もちろん「&ONDO」事業のことは全く知らず、入社して驚かされました(笑) 当初はウエアを作るようなアイデアもありましたが、より多くの方にさらなる「心地よさ」を感じて頂けるサーモスならではのアパレル小物を展開することとなりました」とのこと。

「起毛であったかルームソックス」のミドル丈、ロング丈を手に「&ONDOで温度によるセルフケアをぜひ!」と売り込みに余念がない商品企画担当の山田さん。

本年ブランド誕生120周年を迎えたサーモスにとって「&ONDO」は最注力プロジェクトと言えるのだ。

毛足の長い極起毛が空気層を作る。魔法びんの保温効果から着想を得て、約2年の開発期間をかけて開発されたのが「起毛であったかルームソックス」だ。

全12アイテム展開で、その半数は靴下。ほか、アームウォーマーやビーズクッションなど小物が並ぶ。冷え性は女性の訴えが多いものの、近年、20~30代男性の冷え性も増えているそうで、つまり「&ONDO」はジェンダーレスブランドということになる。

~展開商品の一部~

肩から羽織っているのが「あったかボアブランケット(直営店限定)」5500円(税込 )。手にしているのが「あったかビーズクッション」4950円(税込)。
「もちはだ起毛のあったかソックス ロング丈(直営店限定)」3300円(税込)
「あったかネックインナー」3850円(税込)

※サーモス公式オンラインショップ価格

編集部の注目、その1

靴下の注目株「起毛であったかルームソックス」(ミドル丈1760円。ロング丈1980円。いずれも税込)だ。魔法びんの保温効果から着想を得て開発した起毛を採用したルームソックスで、その起毛っぷりったらモサモサすごい! 温かい! この冬は北向きの編集長の部屋で活躍すること間違いなしだ。

男女で着用しやすい2 サイズで、5色展開だ。大サイズ(25-27㎝)はブラックだけだぞ。

編集部の注目、その2

他方、アパレル小物の注目は、「手首あったかビーズウォーマー」3850円(税込)。

これは手首に装着する新発想ウォームギア。内包する「チタンコートあったかビーズ」が身体からの発熱を素早くキャッチ、魔法びんのように蓄える特性をもつ。手首を保温することで指先までじんわり温まる寸法だ。またPCタイピング時のクッションとしても好適。

近年は魔法びんファミリーのみならず、フライパンや包丁などのキッチンギアを展開し、いずれも好評を得ているサーモスの第三の矢、それが独自技術で「冷え」に立ち向かうアパレル小物「&ONDO」だ。発売は9月2日。全国のサーモスショップ、オンラインショップで見るべし、買うべし!

&ONDO公式WEBページ
サーモスお客様相談室 0570-066966

  • 元・モノ・マガジン&モノ・マガジンWEB編集長。 1970年生まれ。日本おもちゃ大賞審査員。バイク遍歴とかオーディオ遍歴とか書いてくと大変なことになるので割愛。昭和の団地好き。好きなバンドはイエローマジックオーケストラとグラスバレー。好きな映画は『1999年の夏休み』。WEB同様、モノ・マガジン編集部が日々更新しているFacebook記事も、シェア、いいね!をお願いします。@monomagazine1982 でみつけてね!

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