園芸といえば女性や老後の趣味…というイメージがある方も多いかもしれませんが、何やら30代〜40代の男性が夢中になる園芸ブームが来ている……らしい? ただし育てているのはパンジーなどの一般的によく耳にする植物ではなく、横文字で呪文のような名前の植物。ちょっと興味があるけど、まだ全然わからない人に今日は初めての人にオススメの塊根植物を紹介します。
こんにちは。”りとまん”です。
前回のコラムでは私が夢中になっている塊根植物との出会いを書かせていただきましたが、今回は実際に育ててみようかな? と、もう一歩興味を持った方へ初めてでも育てやすい塊根植物の紹介をさせていただきます。
まず初めに私はよく「植物を育てるのがうまい人」と認識されることが多いのですが、植物を育てることに関してはとんでもなく下手です。オシャレな部屋にしたい! と思って買ってきた観葉植物はことごとく瞬殺してしまいます(エバーフレッシュなんて今までに何株枯らしたか)。私は植物を育てちゃダメな人種なんだ……なんて昔はよく思っていました。
だけど、そんな私でも塊根植物はあまり枯らさずにそれなりに育てることができています。それは「水やりをサボっても、肥料をあげなくても、なんか育っている」。そんな塊根植物が働き盛りで毎日植物の世話に時間を割くことができない我々世代の生活リズムにマッチしているからだと思います。
とは言っても、もちろん全ての植物がそう簡単に育てられる訳ではなく、何度育てても、どうやっても、枯らしてしまう難しい植物もあります。が、今回紹介する塊根植物は育てやすく、かつ比較的安価で手に入りやすい種類を選びました。これから塊根植物を育てたい方の最初の一株にぜひ検討をしてみてください。
では早速、今回紹介する植物は以下の4つです。
「ユーフォルビア・ステラータ」
和名では「飛龍」と呼ばれます。魅力はなんといっても多肉質で特長的なウネウネとした葉っぱ。塊根部は土に埋めると太りやすく、大きくなります。夏の直射日光にも、冬の寒さにも強いので、ワイルドな塊根植物を育てたい場合には最初の株にぴったりです。
「フォッケア・エデュリス」
和名では「火星人」と呼ばれます。その名の通りエイリアンのような塊根部がどんどん大きくなります。塊根植物の中では成長は早く、成長期の春から秋は水を好み、ツルを伸ばして旺盛に成長します。寒さには強いですが、冬は屋内に取り込んだ方が安心です。
「パキポディウム・ラメリー」
パキポディウムといえば、やはり塊根植物の王様・グラキリスがみんなが憧れる植物ですが、まずは栽培が簡単な種類から挑戦してみてはいかがでしょうか。ラメリーはパキポディウムの中でも成長がとても早く、丈夫なので日本の気候でも育てやすい種類です。国内でもかなり大きなサイズに育てることができます。
「ユーフォルビア・オベサ」
ひとつ目で紹介した「飛龍」と同じユーフォルビア属の植物です。同じ属でも姿は全く異なり、オベサは葉っぱがなく、サボテンのように丸いフォルムをしています。夏の直射日光に弱いので、少し遮光した場所で管理をしましょう。丸い姿が女性にも人気の塊根植物です。
ちなみに塊根植物の普及種といえば「砂漠のバラ」という名前でよくホームセンターに売られている“アデニウム”という品種があります。でっぷりとした塊根が特長で、塊根植物を知らなくても見たことはある方も多いのではないでしょうか。アデニウムは育てるのが簡単と紹介されがちですが、実は寒さに非常に弱く、冬越しが難しい植物です。私もこれまでに冬越しに失敗して何株も枯らしてきました。こうした理由から今回は最初の一株には入れていません。これから買う方も冬の管理にはご注意ください。
気になった塊根植物はありましたでしょうか。まずは簡単な植物から育ててみて、数千種とある塊根植物の沼への第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。