
「鳴り物入りで…」という言葉通りに凱旋、軍事パレードと、音楽は軍隊に欠かすことができません。そして、しわひとつなく統制された制服で行進する兵士たちは圧巻です。ナポレオン時代にそのほとんどの制服文化は完成されました。まさにナンバー・ワン・ドレス。鏡のように磨かれた装飾類、メタル・ボタンにブーツなどなど⋯⋯。これにあこがれない子供たちはいないでしょう。つまり、カッコよく凛々しい制服はリクルート対応と言っていいんじゃないでしょうか。
この長い戦いの歴史から生まれた軍服たちを探ってみることにしました。
後編では「コンパス」「ダッフルバッグ」「M1951シェル・パーカ(モッズコート)」「ベレー」「デスヘッド・アンド・クロスボーン」「乗馬服」「ベスト・エマージェンシー・キット」などを探っていきます。動画でご確認ください。
「ミリタリーで見るファッション史」はこれにてひとまず完結です。まだご覧になっていない方は、これまでの動画も併せてお楽しみください。
mono Archives[モノ アーカイブス]とは
アーカイブスは記録をため込んでおく場所。そのくらいに考えていたのだけれどそうではなかった。古くさいイメージがあったのだれど、それもちがっていた。高尚で、縁遠いなどと、いくつもの思い込みを片づけてモノ目線で見たアーカイブスはナイスだった。モノそのものがアーカイブスだとわかったからだ。これほど面白い入れ物はないというワケで、これより動画版 mono archives[モノ アーカイブス]始動!

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