いつでも一緒にひとやすみ。ウトウトしてしまう心地よさを体感! 息をするクッション『fufuly』に癒されてみた!!

仕事の合間や寝る前にリラックスできていますか? 呼吸をするクッション『fufuly』は抱きかかえて使う呼吸誘導型のロボットクッション。10分膝に置いて抱えるだけで、寝ている人に触れていたら眠気が襲ってきてウトウトしてしまうあの心地よさが体験できるのだ。ワークモード、レストモード、スリープモードの3つから自分に合う呼吸を選んでリラックスしよう。

写真・文/パンチ広沢

呼吸するクッションで仕事のパフォーマンスもあがる!

呼吸をするように膨らんだり縮んだりする不思議なクッション『fufuly』は、数多くのコミュニケーションロボットやIoTプロダクトを販売するユカイ工学やJT等によるプロジェクトから生まれた新世代のリラックスグッズだ。

なんとも不思議なカタチはフゥ〜ッとついたため息の型をイメージしている。

触れ合っている仲間の呼吸につられる生き物の性質をもとにした、Deep Breathing Technologyという呼吸の引き込み現象を活用した技術がこのクッションに生かされている。抱えていると、自然と呼吸のリズムと深さの両方が同調されるので心が落ち着き、タスクのパフォーマンスも上がるという。

ちょっと休憩したい時、仕事の合間、眠れない夜に寄り添ってくれるfufuly。

寝息のようなモーター音も心地いい! 抱えているだけでなんだかホッとする。

仕事柄、ずっとパソコンに向かっているので前傾姿勢が続き、呼吸が浅くなりがちだ。酸素不足で疲労困憊&重ダル状態になる前に『fufuly』に出動してもらおう。

生地はなめらかな触り心地でマシュマロのような弾力がある。

操作は簡単。しっかり充電をしたら電源ボタンを長押し抱きかかえるだけだ。

ちなみに、電源ボタンを短押しするとモードの切り替えができる。モードはLEDランプ(白色)の点滅回数によりわかるようになっている。

カバーのスリットをめくると充電口と電源ボタンがある。充電中はLEDランプが水色に、満充電だと赤に、電源が少なくなると水色ランプが点滅する。

ファスナーをあけてカバーを外せば洗濯可能。

適度な厚みがあり、重量は2kg。絶妙に心地よい重さがこれまたよし!

「ウ〜」と低い作動音が鳴ると、クッションが一定のリズムで膨らんだり縮んだりする。その動きに合わせて低いモーター音が鳴るのだが、これがまるで寝息のようだ。いや、隣の部屋から聞こえる家族のいびきのようでもある。

抱きかかえて10分経つと急に静かになった。もしや壊れたのかと慌てて説明書を読むと、これはうたた寝(待機中)で、再び触れたりひっくり返したりしたら動き出した。ちなみにうたた寝をして180分経つと電源OFFになるので、再び使用するときは電源ボタンを長押しよう。

ずっと膝に乗せているとほのかに温かく、まるでペットのように愛着が湧いてくる『fufuly』。デスクやリビング、はたまたベッドサイドでも寄り添ってくれる相棒だ。

『fufuly』

【価格】2万9800円
【電源】充電式リチウムポリマー電池
【充電時間】約5時間
【使用可能時間】約8時間(稼働頻度による)
【外形寸法】約W40cm × D45cm × H20cm
【重量】2kg
【動作環境】温度+10℃ ~ +35℃ / 湿度+20% ~ +80%

ユカイ工学
fufuly公式サイト
サポートページ

  • 編集プロダクションに入社後独立してフリーライターとなる。グルメ、エンタメ、旅行あたりが主戦場ですが、知識も経験も広く浅く気が付けば四半世紀フリーの浮き草暮らし。ノンジャンル&フリースタイルで『面白いコト』に反応していきます。

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