すぐれたデザインと圧倒的コスパを誇るヘルメット「REIZEN」を知っているか?

チンガードは内側のリリーススイッチによって片手で開閉が可能で、内側には衝撃吸収ライナーを設けて安全性に配慮。フロント頭頂部に走行風を導く大型のエアインテーク、後頭部に熱を排出するリアダクトを装備する。

デザインはもとより、機能性と安全性にすぐれ、コスパが高ければブランド名にはこだわらない。そんなヘルメットを探している方にお勧めしたいのがリード工業のラインナップ。なかでも「レイゼン」は編集部のイチ押しヘルメットだ。

写真/青木健格(WPP)  文/モノ・マガジン編集部

洗練されたデザインとすぐれた安全性、そして圧倒的なコストパフォーマンスの良さを誇るのがリード工業のヘルメットだ。

同社は1949年、埼玉県熊谷市に自転車部品メーカーとして創業し、53年よりオートバイ用部品の販売を開始する。そして現在では、ヘルメットを筆頭に、グローブやゴーグル、シールドやレインウェアなど、さまざまなオートバイ関連用品を手がける企業に成長した。知名度は決して高いとは言えないが、大手メーカーのOEMを手掛けるなど、まさに知る人ぞ知るといった存在なのだ。

一方で自社ブランドの開発にも力を注ぎ、ハーフタイプからジェットへル、そしてフルフェイスまで多彩なヘルメットが揃う。そのすべてに共通するのが、冒頭通りのコスパの良さにある。何しろジェットへルもフルフェイスも、すべてが2万円にも満たない価格帯! とは言え安全性を疎かにしているわけではない。すべてSGの厳しい安全基準をクリアしているから、信頼性も抜群なのだ。

そんなリード工業のヘルメットの中でも、フラッグシップといえるのがシステム(モジュラー)タイプの「レイゼン」である。エアロダイナミクス設計によるスタイリッシュなフォルムは走行風によるヘルメットのリフトを抑え、フロントの開閉式エアインテークとベンチレーションが空気を内部に導き、快適な着け心地を保証する。チンガードは片手で開閉が可能で、スモークインナーシールドを標準装備するため、強い日差しやトンネル内での走行時にも適切な明るさを保つことができる。さらに、シールドの曇りを防ぐ、ブレスガードや巻き込み風や風切り音を軽減するチンカーテンの装備など、痒いところに手が届いた嬉しい装備が満載なのだ。次に買うヘルメットは、決まったも同然だ。

REIZEN 価格2万7500円
スタイリッシュなフォルムに数々の快適機能を備えたシステム(モジュラー)タイプのヘルメット。ABS樹脂製(シールドはポリカーボネイト)。サイズはM(約W270×D370×H270㎜/約1700g)、L、 LL(ともに約W275×D375×H275㎜/約1850g)

〈問い合わせ先〉
問リード工業 ☎03-3912-2751

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