人気のRTDブランド、キリン「氷結」のアクションから目が離せない! 果物のフードロスや農家支援につながる「氷結 mottainaiプロジェクト」の第二弾として届けられる、高知のぽんかんが、ウマすぎて困った発表会をさっそく取材っ!
写真と文/モノ・マガジン編集部
美味しいお酒の登場は大歓迎! その美味しいお酒を楽しむことが、いろいろな「いいこと」になるなら、もっと歓迎! 社会貢献というとなんだかカタクルシイ感じもするけど、肩ひじ張らず、日常の「おいしい」がそれにつながるなら、ぜんぜんOK! 全力で貢献しちゃうぞ、って人多いと思う。
そんな意味でキリンの代表的RTDブランド「氷結」の「氷結 mottainaiプロジェクト」は注目に値する。
缶の背面に記されたプロジェクトの概要。最近のキリンは、スマートな社会貢献が上手だね。
このプロジェクト、早い話が、果物農家でさまざまな要因から廃棄されていた果物だけで氷結を作ろうじゃないか、というもの。キリンにとっては生産者とつながり貢献するチャンスになるし、生産者にとってはもちろん廃棄果物を少しでも活かせるチャンスとなる。ぼくたちユーザーにとっては、これを飲んで楽しむことで、環境や支援をスマートに行う経験となる。三方良しの、いいことずくめだけど、そんないい話ってあるのだろうか。
生産者の千光士尚史さん
氷結のブランドマネジャー加藤麻里子さんは、
「第一弾の浜なし(横浜の梨)は、直近3年間で発売した氷結限定品において出荷実績ナンバーワン! 浜なしのフードロスは12トンとなり、生産者への寄付金額は約600万円となりました!」と胸を張る。
成功裏に600万缶を売り切った「氷結mottainaiプロジェクト」第一弾「浜なし」。
今回の高知のぽんかんについて、その特長を、JA高知安芸地区の竹内光徳さんは、
「ぽんかん生産に適した高知県東部の安芸地区では、年間800トンのぽんかんを生産しておりますが、そのうち50トン程度が廃棄処分となっていました。それが今回のプロジェクトによって最大29トンのフードロス削減が見込まれることとなり、感動の一言です」と心なしか目を潤ませているように……。
右から生産者の千光士尚史さん。JA高知の竹内光徳さん。氷結ブランドマネジャーの加藤麻里子さん、同アシスタントマネージャーの山岡加菜さん。そして肝心要の中味を開発したキリンの佐藤良子さん。
発表会場で試飲缶を飲み干した編集部お酒担当の小野正章部員によれば、
「まずプルタブを開いた時の香りがすごい! そして飲むと、これはぽんかんそのものだ! と叫ばずにいられない美味さ、濃厚さ、オリエンタルな香りがあります。こりゃウマイですよ!」とのこと。
第一弾の「浜なし」については、「美味すぎる! こんなことなら箱買いすればよかった!」とのSNS投稿もあったとか。気づいた時には手遅れかもなので、本誌としては取り急ぎ箱買いをお勧めします。
ちなみに、1缶当たり1円が生産者に寄付される。つまり第一弾の浜なしは、約600万缶を売り切った計算だ。早くこいこい、高知のぽんかん。第三弾も、楽しみすぎるぞっと!
「キリン 氷結 mottainai ぽんかん」の発売は10月22日。350ml缶、500ml缶でリリースされる。価格はオープン設定だが、左党の皆さんなら、だいたいわかりますよね?
商品リリース
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